そこに線路があるかぎり

鉄道旅も、そのほかの旅も。子供と出かけた休日のこと、まち歩き、山歩き、グルメ、温泉、観光情報。国内・海外 紀行ブログ。

【千葉県】海と灯台とキャベツ畑 2023年に開業100周年を迎える関東最東端のミニ私鉄 銚子電鉄の風景〔銚子電気鉄道〕(2016年)

千葉県の東端に位置する銚子は、広大な関東平野を流れてきた利根川の河口に開け、日本3大漁港のひとつに数えられ水揚げ量日本一の銚子漁港や、醤油醸造などで知られる港町です。日本でいちばん早く初日の出が拝めるという犬吠埼や、日本の渚100選にも選ばれ…

【茨城県】〈あの頃の鉄道風景〉のどかな風景の中をのんびり走るディーゼルカー 鹿島鉄道の思い出〔鹿島鉄道/2007年4月1日廃止〕(2006年)

茨城県の石岡と鉾田の間、27.2㎞を結ぶ鹿島鉄道というローカル線がありました。2007年3月31日をもって営業を終了し、翌4月1日に廃止となったこの路線は、田畑や水田、雑木林など、のどかな風景の中を走りますが、霞ヶ浦やその向こうの筑波山を眺めることがで…

【ハンガリー】探検気分で温泉入浴 ミシュコルツの洞窟温泉と 世界遺産の田舎町トカイの貴腐ワイン(2014年)

ハンガリーの北東部、ミシュコルツという町には洞窟探検気分を味わえるユニークな温泉があります。長い時間をかけて水の力によってつくられたという天然の石灰岩の洞窟が温泉で満たされていて、入浴しながら洞窟の景観を楽しむことができるミシュコルツ・タ…

【ハンガリー】迫力の石灰華を眺めながらのんびり露天風呂 エゲルサロークの温泉リゾートホテルと 美女の谷の洞穴ワイナリー(2014年)

星空や朝焼けを眺めながらゆっくりと露天風呂に浸かるるのは、温泉宿に宿泊する醍醐味です。そんな温泉の楽しみ方をしたいとハンガリー旅行で訪れたエゲルサロークの温泉リゾート、サリリスリゾートは、目前に白い巨大な石灰華を眺めながら、ヨーロッパらし…

【ハンガリー】湖にプカプカ浮かんで温泉入浴 夢の超巨大露天風呂 ヘーヴィーズの温泉湖(2014年)

東欧のハンガリーは温泉大国として知られており、首都ブダペストを始め、国内いたるところに数多くの温泉が湧いています。それらの温泉地では日本とは一味違った、ヨーロッパらしい風景や建物の中で温泉を楽しむことができ、また、その場所ならではの特徴的…

【東京都】桜と新緑と西武線が彩る多摩湖の春 狭山公園お花見散歩(2019年)

有名な東村山音頭にも歌われている多摩湖は、東京の西部、東大和市に広がる人造の湖です。このあたりの丘陵地帯は「となりのトトロ」の舞台とも言われる狭山丘陵で、都心から30㎞ほどの距離ながら里山の風景、武蔵野の面影が残り、都会から気軽に訪れて自然…

【青森県】リゾートしらかみと不老ふ死温泉から見る絶景の日本海 ストーブ列車と迫力の立佞武多 去りゆく冬を楽しむ津軽の旅 〔JR五能線・津軽鉄道〕(2013年)

秋田県の東能代と青森県の川部を結ぶ147.2㎞のJR東日本のローカル線、五能線は、日本海の海岸線に沿って走り、迫力ある海の眺めが楽しめる路線として人気があります。そんな五能線には「リゾートしらかみ」という観光列車も走っていて、大きな窓とゆったりと…

【長野県】お湯の色が変わるという五色温泉と 元地下鉄日比谷線の車両が走る廃止直前のローカル線 〔長野電鉄屋代線/2012年廃止〕(2012年)

長野県北部にある五色温泉は、天候や気温によってお湯の色が変わるといわれていて、風格のある木造の内湯や、雪景色を満喫できる開放的な露天風呂の風情もたいへん魅力的な温泉です。ここへのアクセスは、長野電鉄の須坂駅からバスとなりますが、その須坂か…

【スイス】雪景色のアルプス 標高2000m超えの絶景車窓を楽しむ レーティッシュ鉄道ベルニナ線からマッターホルン・ゴッダルド鉄道の旅 (2005年)

北イタリアのティラノから国境を越えてスイスに入り、アルプスの山岳リゾートとして有名なサンモリッツまで、ベルニナ線という路線があります。ここにはベルニナ急行と呼ばれる観光列車が走っており、また、サンモリッツからマッターホルンの麓にあるツェル…

【山梨県】なつかしい国鉄特急色の列車で冬の富士急ハイランドへ スケートとトーマスを楽しんだ日帰り旅〔ホリデー快速富士山号/新宿~河口湖/2019年廃止〕(2018年)

富士山麓は四季を通して人気を集める人気の観光地です。富士山や富士五湖といった自然もさることながら、絶叫マシンで知られる遊園地、富士急ハイランドもまた富士山麓の有名な観光スポットで、アトラクションだけではなく、冬季にはスケートリンクが開設さ…

【新潟県】185系特急車両で雪国の温泉へ 子宝の湯として知られる栃尾又温泉 ぬる湯のラジウム温泉を長湯で楽しむ(2014年)

新潟県の栃尾又温泉は魚沼市の山懐にひっそりと湧く温泉で、約36度と体温と同じくらいの温度のぬるい湯に1時間以上もじっくりと浸かる長湯が、古くから伝わるこの温泉の入浴方法だそうです。霊験あらたかな湯は子宝の湯としても知られ、温泉地にある薬師堂は…

【青森県】上野発の夜行列車を雪の中の青森駅で降り 冬景色の津軽海峡をフェリーで渡る 寝台特急「あけぼの」の旅 〔上野~青森/JR上越線・信越本線・羽越本線・奥羽本線他〕(2014年)

誰からも愛される名曲「津軽海峡冬景色」は、旅の情緒を感じさせてくれる素晴らしい曲だと思いますが、ここに歌われる「上野発の夜行列車」は1990年代から2000年代にかけてどんどん数を減らしてゆき、東北方面に向かう毎日運転の定期夜行列車は、2013年末の…

【千葉県】子供の登山デビューにおすすめ 東京湾の眺望と石切場の迫力 フェリーやロープウェイの乗り物も楽しい 鋸山ハイキング(2021年)

子供と一緒に山登りに行きたいと思っていました。4歳児の登山デビューと考えると、安全に整備されたコースがあり、歩く距離も短く、下山の時間的余裕と体力に不安もあるのでケーブルカーやロープウェイで降りられるほうがベター、でも山登りの達成感や楽しさ…

特急、新幹線、寝台列車サンライズ 列車に乗るとき必要なきっぷは? 子供のきっぷは何歳から必要? JRきっぷのルールの基本をまとめてみました 

北海道から九州までに路線網を広げるJR線には、さまざまな種類の列車が走っています。新幹線や特急など、帰省や旅行で目的地まで移動するために利用する列車だけでなく、寝ている間に目的地まで連れて行ってくれる寝台列車、歴史を感じ、音や風のライブ感が…

【徳島県】車内で子供が思いきり遊べる特急列車 ゆうゆうアンパンマンカー 特急剣山8号の旅 〔阿波池田~徳島/JR徳島線〕(2021年)

JR四国のアンパンマン列車の1つ、ゆうゆうアンパンマンカーは、アンパンマンのキャラクターたちが一面に描かれた車内にプレイルームを備え、特急列車の車内なのに思い切りはしゃいで遊ぶことができるという、元気いっぱいの小さな子供にとっては最高に楽し…

【カザフスタン】雪原のラクダと荒野の牛 のんびりとした時間が流れる田舎町クルック(2017年)

カザフスタン西部の港町、アクタウから南東に60㎞ほどのところに、クルック(Kuryk)という小さな町があります。三角形に飛び出した半島の付け根に位置し、海岸線もこの付近でほぼ90度に曲がっているので波の影響を受けにくいのか、石油輸出の拠点としての整…

【カザフスタン】鉛色の空の下 カスピ海を吹き抜ける寒風と打ちつける波  白い壁の港町アクタウを歩く(2017年)

カスピ海に面したアクタウはカザフスタンの重要な港のひとつで、国内で生産された石油や穀物などがここから輸出されています。近年はパイプラインの整備がすすみタンカーでの石油輸出量が減っているそうですが、それでもまだ港を見ればタンカー用バースが多…

【愛媛県】「マッチ箱のような汽車」に乗って道後温泉へ あの有名小説の時代が体験できる 「坊っちゃん列車」の旅 〔松山市駅~道後温泉/伊予鉄道市内電車〕(2021年)

夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台、愛媛県の松山市には「いよてつ」の愛称で知られる伊予鉄道という私鉄があり、松山市駅を中心に3方向に向かう郊外電車と、松山市内の路面電車を運行しています。「坊っちゃん」で描かれている「マッチ箱のような汽車」と…

【愛媛県】おだやかな瀬戸内海を車窓に見ながら素敵な朝食を 「伊予灘ものがたり 大洲編」の旅 〔松山~伊予大洲/JR予讃線〕(2021年)

列車に乗って、車窓の美しい景色を楽しみながら、おいしい食事に舌鼓を打つ。そんなグルメな観光列車が人気のようで、いまや日本各地でそれぞれの土地の特徴を生かし、趣向を凝らしたたグルメ列車が多く運転されています。中でも、愛媛県の松山から伊予大洲…

【香川県】瀬戸内を渡る風と島々の絶景 大人も子供も楽しい大迫力のトロッコ列車「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」の旅 〔岡山~琴平/JR宇野線・本四備讃線・予讃線・土讃線〕(2021年)

1988年4月10日に供用開始された瀬戸大橋は、3本ある本州四国連絡橋の中でも唯一鉄道が走ることができる橋で、JR四国の瀬戸大橋線(正式名称は本四備讃線)は本州と四国各地を繋ぐ鉄道の大動脈として、観光やビジネス、そして貨物輸送に不可欠なものとなって…

【広島県】商業運航開始から10年のB787 世界初の定期営業路線は日本国内の2路線 登場間もない頃のB787でANA国内線空の旅 〔羽田~広島〕(2011年)

ボーイング787型機(B787)が商業運航デビューしたのは2011年10月26日、ANAの成田ー香港間でのチャーター便でのこと。その後、2011年11月1日から、やはりANAの手によって羽田ー広島、羽田ー岡山の2路線で、世界で初めての定期便として運航が始められました。…

【徳島県】名勝 大歩危小歩危の景観と四国随一の秘境駅 2016年に引退した「絶景!土讃線秘境トロッコ」の旅 〔大歩危~琴平/JR土讃線〕(2016年)

いまはもう引退した「絶景!土讃線秘境トロッコ」号に乗って、名勝大歩危小歩危の渓谷美と、山奥にあるスイッチバック式の坪尻駅の秘境駅っぷりを楽しんだ2016年10月の旅。 前夜に宿泊した宿ではケーブルカーに乗って温泉に入り、夜にはボンネットバスに乗っ…

【アメリカ合衆国】カーナビが仕事を放棄!? 突然雑になった音声案内 おかしな名前の通りがある町 テキサス州レイクジャクソン (2015年)

ヒューストン郊外で仕事を終えると、取引先の方に、一緒に夕食でもどうですか、とお誘い頂いたので、喜んでご一緒させていただくことにし、教えて頂いたレストランの住所をカーナビに入力して車をスタート。音声案内に従って快調に走っていましたが、突如、…

【アメリカ合衆国】絶叫マシーンよりスリルがある!? すぐ目の前に野生のワニがいる公園 テキサス州 ブラゾスベンド州立公園  【テキサス州/アメリカ合衆国】(2015年)

2015年10月に訪れたアメリカ、テキサス州 ブラゾスベンド州立公園は、野生のワニ(アリゲーター)を観察できることでも有名です。公園内では自由気ままに過ごすワニの姿はユーモラスでかわいらしくもありますが、ワニとの間に柵などは一切なく、なかなかのス…

【島根県】出雲大社と旧大社駅 松江堀川遊覧船に松江城 一畑電車がつなぐ出雲と松江を巡る よくばり日帰り旅 (2014年)

東京や大阪の大手私鉄の中古車両が活躍する島根県の一畑電車。元南海の車両が最後の活躍を見せていた2014年9月、この一畑電車に乗って、出雲大社、旧大社駅、松江堀川めぐりの舟に松江城と、出雲と松江の観光名所を日帰りで訪ねました。

【山形県】新幹線の車内で足湯に浸かり 湯上りは畳の座席で駅弁食べくらべ 山形新幹線「とれいゆつばさ」の旅 〔福島~新庄/JR奥羽本線〕(2018年)

車内に足湯があることで知られる山形新幹線の「とれいゆつばさ」。新幹線の車内で足湯に入るのは、この列車でしかできない唯一無二の体験です。湯上りにはラウンジで、お酒やアイスを軽く楽しんだ後は、畳敷きのゆったりとした座席に座って、ここに来るまで…

【トリニダード・トバゴ】超高速の羽ばたきが生む音と風 ハチドリの楽園で世界一小さな鳥に癒される(2018年)

【ハチドリはトリニダード・トバゴのひとつの象徴ともいえる存在感の鳥で、国章や紙幣、国営航空会社であるカリビアン航空の機体などにもデザインされています。かわいらしい小さな鳥で、高速で羽をはばたかせ、ホバリングしながら花の蜜を吸う姿は、他の鳥…

【トリニダード・トバゴ】世界最大の天然アスファルト湖 ピッチレイクの湖畔散歩(2018年)

天然アスファルト湖、と聞いて、天然のアスファルト?湖??と、相反したイメージの語が組み合わさった謎めいたワードに興味をそそられましたが、簡単に言うと、湧き出した石油の揮発性の高い成分が蒸発し、残った成分がアスファルトとなって溜まっている、…

【北海道】<あの頃の鉄道風景> 廃止路線 思い出の終着駅 増毛駅 〔JR留萌本線/2016年部分廃止〕(2008年)

旭川から札幌に向かう函館本線でおよそ30㎞、特急に乗ればわずか1駅、18分で到着する深川から、日本海岸の港町、留萌(るもい)までの50.1km を結ぶのがJR北海道 留萌本線です。この路線は以前は留萌から16.7㎞先の増毛(ましけ)まで路線がありましたが、20…

【岐阜県】まるで列車になった気分! 子供もよろこぶレールの上のサイクリング レールマウンテンバイク ガッタンゴーの旅(2019年)

岐阜県飛騨市で体験できる廃線レールの上のサイクリング。自分で漕いでレールの上を走るのがこんなに楽しいとは!子供も喜ぶ爽快なアクティビティのご紹介です。