そこに線路があるかぎり

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【兵庫県】 日本標準時子午線の明石と国宝姫路城を巡る 兵庫日帰り旅 (2025年)

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国宝姫路城は、日本で有名な観光地のひとつですが、あいにく、まだ行ったことがありません。そこで、夏休みの1日、日帰りで姫路城を訪れてみることにしました。せっかくの機会ですので、日本標準時子午線が通る明石にも立ち寄り、明石~姫路の兵庫旅をすることにしました。

旅の始まりはマリンエア

まずは羽田から飛行機で神戸空港へ。神戸空港は、神戸沖の人工島につくられた空港で、愛称をマリンエアと言います。

神戸空港に着陸してターミナルへタキシングしていると、神戸空港へのアクセスを担うポートライナーの姿が見えました。

空港ターミナル直結の神戸空港駅から、ポートライナーに乗って三宮へ。

海を渡る区間では、まるで船に乗っているかのような車窓が楽しめます。

神戸空港から18分で三宮に到着。

三ノ宮から明石へはJR神戸線の新快速で。明石まではわずか15分です。

明石駅前にある明石城

明石駅の目の前には、明石城跡があります。残念ながら天守閣などはありませんが、せっかくなので立ち寄ってみようと思います。

城内には日時計がありました。さすが子午線の街。

階段を登り石垣のうえに上がると、明石駅が見えます。

左には明石海峡大橋も。

明石駅山陽電鉄の電車がやってきました。明石駅JR西日本山陽本線と、私鉄の山陽電鉄の駅が並んでいます。

こちらはJRの普通列車。ビルの隙間から明石海峡と淡路島が見えます。

明石城をみたあとは、明石市天文科学館へ。明石市天文科学館は、日本標準時となる東経135度の子午線の上に建っています。
明石城からは歩いて15分ほど…と思いきや、ルート選びに失敗し、猛暑の中、大変暑い思いをしてあることになりました。
明石の街は、線路より北側は傾斜地になっています。地図で見ると、城から天文科学館まで、線路より少し北側の街の中を歩いて行けばいいように見えますが、実際はここが傾斜地で、お城から坂道を降り、住宅街の中を歩くと急な登り坂が現れ、それを登るとまた急な下りが…という具合で、素直に線路沿いの平坦な道をあるけばよかったと後悔してももう手遅れ。汗びっしょりになりながら20分以上歩き、ようやく天文科学館に到着しました。

なお、天文科学館を目指して歩いている途中で、向こうから歩いてきたご夫婦に道を尋ねられました。なんでも、ジャイアント馬場さんのお墓がこの近くにあるのだとか。あいにくあとの日程が詰まっているのと、暑さの中のアップダウンで少しでも早く建物の中に入りたかったため、今回は訪問を諦めました。ジャイアント馬場さんのお墓があるお寺は、本松寺だそうです。

明石市立天文科学館で子午線を見る

ようやくたどり着いた明石市立天文科学館。住宅街から森の中を上り下りし、この写真の奥からアプローチするという、裏ルートでの到着となりましたが、東経135度のモニュメントが迎えてくれました。

館内に入ると宇宙メダカが迎えてくれました。

まずは展望台に登ってみることにします。エレベーターで14階へ行くと、明石海峡を一望する素晴らしい景色が広がっていました。

明石駅方向もよく見えます。右のほうの緑の一帯が明石城

タワーのまんなかを日本標準時が貫いています。

眼下には行き交う列車、その向こうには明石海峡と淡路島。いつまでも眺めていられる風景です。

目の前には山陽電車の人丸前(ひとまるまえ)駅があり、そこを日本標準時子午線が通っています。

残念ながら、手前のJRの架線柱で「子午」の字が見えなくなっていますが、子午線のうえに駅があるのがよくわかります。

山側にはトンボ標識があり、日本標準時が通っていることを示しています。

811年に空海が創建したという月照寺

さきほど歩いてきたあたりを俯瞰します。正面に見える緑の一帯が明石城、そこから手前に歩き、グラウンドの部分を右に回り込んでアップダウン、最後は右下に見える森を抜けてやってきました。素直に左側の平地を進むべきだったということが一目でわかります。

ひとつ下の13階に降りてみました。ここも14階と同じく、展望台になっています。

タワーを降りて、テラスへ。

さまざまな種類の日時計があり、それが現在時刻をしっかり示しているのを見ることができます。

列車と海も眺められます。

天文、時にちなんだ展示が並ぶ館内。地球の帽子をかぶり、円の真ん中に入って月の満ち欠けのメカニズムを体験できる展示など、なかなか興味深いです。

明石天文科学館の目玉のひとつが、日本最古と言われるプラネタリウム。残念ながら時間がなく、見ることはできませんでした。

ホームを日本標準時子午線が横切る駅 人丸前

天文科学館を楽しんだ帰りは、山陽電車で明石に戻ることにします。天文科学館から歩いて5分ほどのところにある人丸前駅から山陽明石までは電車で1分ほど、歩いても10分か15分で行くことができますが、この人丸前は、日本標準時がホームを横切る唯一の駅。せっかくなので、その駅の様子を見て見たいと思います。

改札口を入り、高架のホームに上がると、大きな駅名看板が。

ホームからは天文科学館が見えます。

目の前をJR山陽本線も通っていますが、駅があるのは山陽電車だけ。JRの列車は速いスピードで通過していきます。

ホームの明石寄りに行くと、ありました、日本標準時子午線の印が。その向こうには子午線の上に建つ天文館のタワーが。見えないはずの子午線が、なんとなく見えてくる景色です。

高架の壁からホーム、そして反対側の壁へ、この駅では日本標準時子午線を見ることができます。

明石での昼食はもちろん明石焼

山陽電車であっという間に山陽明石に到着。

ちょうどお昼時なので、明石焼きを食べに行きたいと思います。駅の南側にある魚の棚商店街へ。

明石では明石焼と言わず、玉子焼といいます。人気のお店、たこ磯へ。本店に行ってみるとすごい行列だったので、近くにある別館に行ってみると、タイミングよく、それほど待たずに入ることができました。

たこめしと玉子焼きをオーダー。玉子焼は、一般的なタコ入りのものと、アナゴ入りのものがありました。どちらも最高においしいです。

姫路駅から見える姫路城

明石でおなかがいっぱいになったら、ふたたびJRの新快速に乗って姫路へ。明石から姫路まではおよそ25分ほど。

姫路に到着。新快速は姫路止まりの列車が多いです。

駅を出ると、正面に姫路城がドーンと見えます。新幹線や山陽本線からも見えるので、列車の中から姫路城を見た、という方も多いと思います。

お城までは駅前の大通りをまっすぐ歩けばよいのですが、大通りの右手に並行してアーケードの商店街があります。暑い季節には、陽射しが避けられる有難い存在です。

駅から歩いて15分ほどで姫路城前へ。

橋を渡って城内に入ります。

城内の三の丸広場では、正面から姫路城がきれいに見えます。

お城の入口に向けて歩いていきます。見る角度が変わると、またお城も違った印象に。

チケットを買い城内へ。

入り組んだ通路を通り、天守へと上って行きます。

石垣や塀、天守や櫓の屋根など、刻々と変わる景色が楽しいです。

靴を脱いで、いよいよ天守に入ります。まず最初に入るのが地階。ここから最上階の6階まで、各階それぞれの表情や外の風景を楽しみながら、1階ずつ登って行きます。

6階に上がりました。

見晴もいままでの階とは違います。遠く瀬戸内海と、海に浮かぶ島々まで見渡すことができました。

東を見れば、山裾を新幹線が走って来るのが見えます。

そして姫路から和田山を結ぶローカル線、播但線赤い電車も。

しばらく天守最上階からの展望を楽しんだら、天守を下りて出口へ。

入るときは曇り空でしたが、気がつけば青空になっていました。

白いお城が青空に映えます。

お城を出ると、遊園地の古いタイプの遊具が見えました。時間があれば乗ってみたかったです。

姫路からは普通列車を乗り継いで、岡山へ。伊丹、関空、神戸からの帰りのフライトが混んでいたため、帰路は岡山からのフライトに乗ることにしました。

岡山空港からの最終便で羽田へ。

猛暑の中、かなり体力は削がれましたが、日本標準時子午線と姫路城を楽しみ、大満足の日帰り旅行でした。

 

2025年7月