山梨県の笛吹市にあるカムイみさかスキー場は、東京から車で1時間半というアクセスの良さが魅力です。降雪の多い地域ではないためゲレンデの雪は人工雪ですが、アクセス道路の積雪や凍結の心配も少ないというメリットもあります。
冬の休日、スキー初心者の子供を連れて、カムイみさかスキー場でのスキーを楽しんできました。
- 車でのアクセスの良さが魅力のカムイみさかスキー場
- ゲレンデは初心者向け 小さな子供連れのファミリーにもぴったり
- 初心者向け ファミリーコース
- スターコースとセンターコース、レインボーコース
- ナイアガラコースは長い滑走が楽しめる
- センターハウスには食堂
車でのアクセスの良さが魅力のカムイみさかスキー場
車でスキーに行こうと思っても、雪道の運転が心配という方も多いと思います。高速のインターを降りて、どんどん雪深くなる山道を走ってスキー場へ、ということを考えると、タイヤも冬用タイヤが必須だし、でも冬タイヤに交換するのも手間とお金がかかるので、毎週のようにスキーに行くならまだしも、1シーズンに1~2回程度しか行かないライトなスキーヤーでは、タイヤ交換も考えてしまうもの。ところが、カムイみさかスキー場は、インターからよく整備された国道で15分ほどの近さ、そして道路の降雪も少ないので、雪の山道を運転しなければならない可能性も少ないという、車でのアクセスの魅力があります。(とはいえ、降雪や凍結の可能性もあるので、念のためチェーンを持参し、スキー場のウェブサイトや天気予報サイトで路面状況のタイムリーな確認は必須です)
また、鉄道とバスを使ってのアクセスも良好です。
<カムイみさかスキー場へのアクセス>
車
中央道 一宮御坂ICから国道137号線(御坂みち)で約10㎞、約15分
中央道 河口湖ICから国道139号、137号線で約17㎞、約25分
鉄道
JR中央本線 甲府駅、石和温泉駅から富士山駅行バスで御坂スキー場前下車
(甲府駅北口発のバスが石和温泉駅を経由)
甲府駅北口から約1時間、石和温泉駅から約35分
富士急行線 富士山駅、河口湖駅から甲府駅北口行バスで御坂スキー場前下車
(富士山駅発のバスが河口湖駅を経由)
富士山駅から約30分、河口湖駅から約25分
ゲレンデは初心者向け 小さな子供連れのファミリーにもぴったり
カムイみさかスキー場には、ゲレンデが5つと、ソリ遊びが楽しめるキッズタウンがあります。ゲレンデはどれも300m~500m程度の長さですが、最上部から最下部までの最長滑走距離は900mほど。
ファミリーコース(初級) 長さ:300m 斜度:最大15度 平均9度
スターコース(初級) 長さ:300m 斜度:最大17度 平均13度
レインボーコース(中級) 長さ:500m 斜度:最大19度 平均12度
センターコース(中級) 長さ:500m 斜度:最大19度 平均12度
ナイアガラコース(上級) 長さ:520m 斜度:最大21度 平均15度
駐車場から見たカムイみさかスキー場。右手の水色の建物がセンターハウス、正面のゲレンデがレインボーコース、リフトを挟んで左側がセンターコース。
右側がセンターコース、その上のほうにつながるのがナイアガラコース。センターコースに途中から合流する左側の赤いネット沿いがスターコース。左側の少し低いところにあるリフト沿いがファミリーコース。
ゲレンデにはこれだけの雪がありますが、この日は道路と駐車場には雪はありませんでした。
初心者向け ファミリーコース
下から見て一番左側にあるのがファミリーコースです。初心者向けのスクールのレッスンは主にここで行われているようです。
ゲレンデに沿ってリフトがあります。左側に見えるのは室内ゲレンデ。冬はやっていないようです。
斜面はゆるやかで、小さな子供の練習にも最適。
スターコースとセンターコース、レインボーコース
メインゲレンデとなるのがセンターコースとレインボーコースです。これらのコースは横に並んでおり、その間にはリフトが2基あります。
リフトの右がレインボーコース、左がセンターコース。センターコースの赤いネットの付近から左に続くのがスターコース。
レインボーコースの向こうの山並みの隙間から、甲府盆地が見えます。赤いネットで囲まれたエリアはキッズタウン。
赤い屋根に水色の壁の建物がセンターハウス。
センターコースの途中から、ナイアガラコースのリフトが始まります。
センターコースの上から見下ろすとこんな感じです。横に広いスキー場です。
正面がセンターコースのリフト降り場、左側のネットの手前がナイアガラコースです。
下には広いゲレンデが広がっています。
ナイアガラコースは長い滑走が楽しめる
ナイアガラコースは幅が狭いです。
ナイアガラコースのリフトから、センタコースとレインボーコースを一望。
センターハウスには食堂
リフト券売り場、レンタルスキー、更衣室、そして食堂があるのがセンターハウスです。
食堂はこんな感じでした。
食堂の前にはキッチンカーも。
東京から近く、朝ゆっくり出発して午後だけスキーを楽しむこともできるカムイみさかスキー場は、帰りにほうとうなどのグルメを楽しんだり、日帰り温泉で汗を流したりもでき、楽しい冬の休日を過ごすのに良い場所でした。
2025年1月