そこに線路があるかぎり

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【神奈川県】あじさい電車に乗って鉄板焼きディナーへ 昼も夜も美しい車窓のあじさい 箱根登山鉄道の旅 〔箱根湯本~強羅/箱根登山鉄道〕(2012年)

雨とじめじめした空気、どんよりとした空模様が憂鬱な梅雨ですが、雨に濡れてより鮮やかに映るあじさいの花は、この季節をむしろ楽しい季節に変えてくれる、美しいものだと思います。
関東でもあじさいの名所はいくつもありますが、神奈川県の人気観光地箱根では、登山電車の線路に沿ってたくさんのあじさいが植えられており、箱根登山鉄道は車窓からあじさい見物ができる「あじさい電車」として有名です。沿線のあじさいは夜はライトアップされ、昼間とは違った美しさを楽しむことができます。
2012年の6月、思い立って箱根にあじさいを見に出かけました。

箱根に行くならやっぱり小田急ロマンスカー

箱根の玄関口、箱根湯本までは新宿からロマンスカーに乗れば1時間半ほど、ふと思い立って出かけることができ、夜になってから帰途についてもその日のうちに東京に帰って来られるくらいの近さです。
箱根に行こう、と朝思い立って昼に新宿駅へ、ロマンスカーの指定券を買うと、いちばん古い7000形車両により運行される便でした。やっぱりロマンスカーと言えばこの色、と思わせる、伝統を感じさせるいい色だと思います。
残念ながら、7000形はこの後2018年に引退し、現在は先頭車両1両がロマンスカーミュージアムで保存されています。 

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新宿を出て1時間半ほどで箱根湯本に到着。ここから先は急勾配、急カーブが続く山岳路線で、線路の幅も変わるため、ロマンスカーが乗り入れできるのは箱根湯本まで。ここで登山電車に乗り換えて先を目指します。

 いままで通ってきた線路を見ると、登山電車用の幅広いレール幅と、ロマンスカーなど小田急線用の狭いレール幅の線路が交わっているのが見えます。箱根湯本と一つ手前の入生田(いりうだ)の間は、2種類のレール幅がひとつの路盤を共用する、三線軌条という珍しい区間です。これは、幅広レールを利用する登山電車の車庫が入生田にあるためです。

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箱根登山鉄道 あじさい電車について

3種類の電車を乗り継いで箱根の山の急勾配に挑む

箱根登山鉄道は、その名のとおり箱根の山を登る鉄道で、小田原から強羅(ごうら)の間15.0㎞の「鉄道線」(いわゆる登山電車)と強羅から早雲山(そううんざん)の間1.2㎞の「索道線」(いわゆるケーブルカー)の2つの鉄道路線を持っています。鉄道線のうち、小田原~箱根湯本6.1kmの営業列車は線路の幅が狭い小田急の車両で運転されており、ロマンスカーが乗り入れてくるのも箱根湯本までです。箱根湯本~強羅8.9㎞は、線路の幅が広く1両の長さが小田急の車両よりも短い、登山電車車両で運転されています。小田原から早雲山まで、わずか16.2㎞の距離ながら、「小田急車両区間」「登山電車車両区間」「ケーブルカー区間」と、3種類の列車を乗り継がねばなりません。
なぜ3種類の列車を乗り継ぐ必要があるのかというと、それは急勾配のため。小田原~箱根湯本は比較的平坦でカーブもゆるやか、そして利用客も多いことから、大型の小田急車両での輸送が適しており、箱根湯本~強羅は勾配もカーブもきついため、小回りが利き馬力のある小型の登山電車車両が最適、そして強羅~早雲山はケーブルで引っ張ってもらわないと登れないほどの超急勾配なため、ケーブルカーになっているというわけです。
なお、登山電車区間は2019年10月の台風で鉄橋が流されるなどの大規模な被害に遭い、長期の運休を余儀なくされていたことは記憶に新しいところですが、2020年8月に復旧し、全線での通常運行が再開されています。

あじさい電車はあじさいシーズンの箱根登山電車の愛称

箱根登山鉄道では沿線のあちこちにあじさいが植えられており、あじさいシーズンには車窓から美しい花が眺められることから「あじさい電車」と呼ばれています。特に箱根湯本~強羅の登山電車区間にはあじさいの株が多く植えられているので、「あじさい電車」というとこの登山電車区間のことを指すことが多いです。

あじさい電車は予約不要の自由席 乗車券だけで乗車可能

このように、あじさい電車とは箱根登山鉄道で定期運行されているすべての列車のこと。つまり、あじさい電車に乗るというのは、ふつうに登山電車に乗るということなので、特に予約が必要だったり特別料金がかかるわけではなく、箱根フリーパスなどのフリー切符も含め、有効な普通乗車券を持ってさえいれば、誰でも乗ることができます。もちろん、箱根湯本から強羅まで乗りとおす必要もなく、途中の好きな駅で乗り降りできます。(普通乗車券では途中下車不可なので、降りた駅でまた乗車券を買いなおす必要があります)登山電車区間なら、SUICAPASMOなどICカードも利用可能です。(ケーブルカー区間は使用不可)

夜のあじさい号はインターネットで予約が必要

登山電車は朝から夜まで運転されていますが、定期列車の本数が少なくなり、運転本数に余裕が出る夜間には「夜のあじさい号」という臨時列車が運行されます。夜には沿線のあじさいがライトアップされ、昼間とはまた一味違った美しさを楽しむことができます。何年か前に、この夜のあじさい号に乗ったことがありますが、あじさいライトアップスポットでの一時停止(急勾配の本線上に停止し、こんな急な坂の途中でピタッ停まれるんだ、と驚いた記憶があります)や車内の消灯、車掌さんによるガイド放送などがあり、夜のあじさいをゆっくり楽しむことができる列車でした。
残念ながら2020年に続き2021年の夜のあじさい号は運休することが決まってしまいましたが、直近の運転のあった2019年は、下記の時刻での運転でした。

 

2019年6月15日(土)から20日(木)、7月1日(月)、2日(火)

アレグラあじさい1号
【平 日】 箱根湯本18:54発 ---> 強羅19:44着
【土休日】 箱根湯本18:53発 ---> 強羅19:41着

アレグラあじさい2号
【平 日】 強羅20:13発  ---> 箱根湯本21:02着
【土休日】 強羅20:15発  --->    箱根湯本21:07着

 

2019年6月21日(金)から30日(日)

あじさい1号
【平 日】 箱根湯本18:52発 ---> 強羅19:43着
【土休日】 箱根湯本18:52発 ---> 強羅19:47着

あじさい3号
【平 日】 箱根湯本20:18発 ---> 強羅21:08着
【土休日】 箱根湯本20:18発 ---> 強羅21:10着

あじさい2号
【平 日】 強羅19:14発  ---> 箱根湯本20:03着
【土休日】 強羅19:15発  --->    箱根湯本20:02着

あじさい4号
【平 日】 強羅20:19発  ---> 箱根湯本21:13着
【土休日】 強羅20:15発  --->    箱根湯本21:07着

 

2019年は、上記の各列車とも乗車3日前までにインターネットでの予約が必要で、座席料金は大人310円、子供160円でした。(乗車には別途乗車券が必要)
車両は特別なものではなく通常の車両とはいえ、席が確保されて、しっかりあじさいライトアップが見られてたった310円のプラスとは、なかなかお値打ちだと思います。

沿線のあじさいは 場所によって見ごろの時期が違う

登山電車の箱根湯本駅の標高は96m、強羅駅は541mで、その差は445m。標高差などによる気温の違いから、沿線のあじさいの見ごろは少しずつずれています。最初に麓のほうから咲き始め、やがて麓は花が終わり始めても山の上のほうではまだ見ごろ、というように、場所によってピークの時期が違うため、あじさい電車でのあじさい鑑賞は、花を楽しめる期間が長いのが特徴です。

あじさい電車に乗る

箱根湯本でロマンスカーから登山電車に乗り換えます。登山電車は小田急に比べて小型の車両なので、行楽シーズンには車内が非常に混雑したり、乗車するために長い列に並んで何本か待たなければならないとこともありますが、休日昼間の登山電車は1時間に4本程度の運転と、割と本数は多いのが救いです。
この日も、すぐに出発する列車はすでに立客も多い混みようでしたが、1本待って次の列車の最後部、車掌さんのいる乗務員室のすぐ前の席に座ることができました。

普通鉄道では日本一の急勾配

登山電車区間の箱根湯本~強羅は、最急80パーミル(1000m進むと80mの高低差が出る)をいう急勾配が続き、これはケーブルやラックレール(急勾配を登るためにギザギザした補助レールを敷き、これに車両の歯車を噛み合わせる)といった機構を使わずに、車輪とレールの摩擦力だけで勾配を走る鉄道としては、日本で最も急な鉄道の勾配になっています。登山電車の車両の1両の長さは15mほどですが、80パーミルの勾配区間では、この1両の前と後ろでは1m以上の高低差がついていることになり、とても急な勾配であることがわかります。

箱根湯本を出た登山電車は、いきなりその最急80パーミルの勾配を登り始めます。左側に見える湯本の街並みを、みるみるうちに見下ろすようになりました。
この勾配区間の山側の線路際にはあじさいの株が続いていて、みどころのひとつとなっています。

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最初の停車駅、塔ノ沢を過ぎてトンネルを抜けると、電車は早川の谷にかかる鉄橋の上に踊り出ます。この鉄橋は、もともと東海道線天竜川の鉄橋だったものが転用されたもの。通称「出山の鉄橋」と呼ばれ、深い谷に架かる緑の鉄橋を行く登山電車の写真は、観光案内などでもよく見かけるものです。
このときは塗装工事なのか、鉄橋には足場が掛けられていました。鉄橋を渡るとまたすぐトンネルに入ります。

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スイッチバックで勾配を克服

80パーミルの急勾配とあわせ、箱根登山鉄道の特徴的な急坂の克服方法に、スイッチバックがあります。スイッチバックは、列車の進行方向を変えて進み、斜面をジグザグに登ることで高度をかせぐというもの。箱根湯本~強羅の間には3か所のスイッチバックがあり、列車は3回も進行方向を変えます。奇数回のスイッチバックということは、箱根湯本で最後尾だった車両は強羅に着くときには先頭となるわけで、それが箱根湯本で最後部の席を確保した理由です。
スイッチバック出山信号場に停車すると、運転士さんと車掌さんがポジションを入れ替わります。その間に対向列車が山を下りてきて隣に並びました。

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出山信号場を発車。右側がいま来た線路、左側がこれから進む線路です。こうしてみると、ものすごい急勾配であることがわかります。あじさいがきれいに咲いています。

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あじさいを見ながら、右へ左へくねくねと山の中を進みます。

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2か所目のスイッチバック大平台駅。3か所のスイッチバックのうち、ここだけが乗客が乗り降りできる駅になっており、残りの2か所は乗客が乗り降りできない信号場です。大平台でも対向列車と行き違いし、後ろ向きに出発します。

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大平台を出ると程なくして上大平台信号場に到着。ここが最後のスイッチバックで、ここからはまた先頭となって進みます。

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 チャップリンやジョンレノンも宿泊した由緒ある富士屋ホテルの最寄り駅、宮ノ下に到着。対向列車の旧型車両が山を下りてきました。

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箱根駅伝でも有名な、国道1号線の踏切を過ぎると小涌谷。ここでも列車行き違いです。登山電車はかなり山の中を走りますが列車の運行頻度は高く、行き違いでいろいろな種類の車両が見られるのも楽しいです。
小涌谷を出るともう勾配はそれほど急ではなくなり、心なしか登山電車もホッとしたように走ります。このあたりのあじさいは、まだつぼみが多かったです。

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強羅で鉄板焼きディナー ITOH DINING by NOBU

終点の強羅に着くと、あたりを少し散策し、ITOH DINING by NOBU で鉄板焼きのディナー。強羅駅からケーブルカーで1駅、公園下(こうえんしも)駅の左側ホームに降りて線路に並行した坂道を少し上ってすぐのところにあります。箱根登山ケーブルカーはケーブルカーとしては珍しく途中駅が4駅もあり、すべての途中駅は線路の両側にホームがあります。
強羅駅から歩いても10分もかからない距離ですが、目の前に立ちはだかる壁のような上り坂を見て、やっぱりケーブルカーに乗ろう、となる人も少なくはないはずです。

店内はスタイリッシュで落ち着いた雰囲気。おいしい料理を楽しませて頂きました。

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NOBU STYLE 鉄板焼レストラン|ITOH DINING by NOBU|トップページ (itoh-dining.co.jp) 

夜のあじさい電車もまた楽しい

 ディナーを終えると、あたりはすっかり暗くなっていました。強羅駅に戻り、これから東京に帰ります。強羅から新宿まではロマンスカー利用で2時間半ほど。夜に箱根の山の中にいながら、その日のうちに家に帰れるというのも、箱根のアクセスの良さならでは。
さて、強羅から帰りの登山電車に乗ろうとすると、やってきたのは旧型車両。私にとって登山電車と言えばこの車両、というイメージがあり、ぜひ乗りたいと思っていたのでラッキーでした。

山の風が心地よい旧型車両で ライトアップされたあじさいを楽しむ

旧型車は冷房がついていないので、窓を開けて外の風を浴びることができます。昼間は暑いですが夜になれば涼しく、窓から入ってくる夜の箱根の山の風がとても心地良いです。旧型車ならではのモーターの音や、急カーブでレールをきしませる音などもよく聞こえ、臨場感あふれるサウンドが登山電車の旅を盛り上げてくれます。

沿線のあじさいは線路のすぐ近くに植えられているので、窓から漏れる列車の室内灯の明かりが夜の闇の中にあじさいを浮かび上がらせています。特にあじさいの多いスポットでは照明が設置され、あじさいのライトアップが行われています。

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宮ノ下で行違った対向列車も旧型車両。旧型車両はこの時はまだ何本か残っていましたが、2021年6月現在では3両が残るのみとなっています。
スイッチバック上大平台信号場あじさいはライトアップされていました。

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箱根湯本まであと1駅の塔ノ沢で対向列車の待ち合わせ。この駅のホームもあじさいがきれいです。トンネルに挟まれた駅構内には銭洗弁天があることで知られています。
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トンネルをくぐり対向列車が入ってきて、こちらの列車も出発しました。箱根湯本駅手前の急勾配の線路沿いに咲くあじさいも、ライトアップされています。

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箱根湯本で登山電車の旧型車両を眺める

終点の箱根湯本に到着、夜のあじさい電車の旅もおしまいです。向こうのホームに待機していた1両の旧型車は、やがて手前の線路にやってきて、いま乗ってきた列車に連結されました。
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旧型車は行先をプレートで表示。あじさいのイラスト入りで季節感があり、最近のLEDの行先表示とは違った、人のぬくもりのようなものを感じます。
旧型車には、窓を背にしたロングシートタイプと、4人掛け向かい合わせのボックス席タイプの2種類がありますが、いま箱根湯本まで乗ってきたのはロングシートの車両でした。

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旧型車の塗色は、今朝乗ってきたロマンスカーと同じ色が使われ、箱根ブランドとしての統一感が図られています。

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無骨でいかにも古い車両という感じの旧型車ですが、最近の車両にはない暖かみや味があり、それが何とも言えず魅力的です。箱根の顔として長い間活躍してきたこの車両が、末永く活躍してくれることを願ってやみません。

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東京からのアクセスも抜群で、気軽に訪れることができる箱根登山鉄道あじさい電車。昼も夜も、ふつうに電車に乗るだけで車窓を彩るあじさいを満喫することができる、とても素敵な鉄道路線です。来年以降「夜のあじさい号」が運転されるようになれば、予約制でゆっくり夜のあじさいが楽しめるこの列車に乗って、また楽しいあじさい電車の旅を楽しませていただきたいと思います。

 

あじさい電車|箱根登山電車 箱根登山ケーブルカー (hakone-tozan.co.jp)


2012年6月