国内
千葉県の東端に位置する銚子は、広大な関東平野を流れてきた利根川の河口に開け、日本3大漁港のひとつに数えられ水揚げ量日本一の銚子漁港や、醤油醸造などで知られる港町です。日本でいちばん早く初日の出が拝めるという犬吠埼や、日本の渚100選にも選ばれ…
茨城県の石岡と鉾田の間、27.2㎞を結ぶ鹿島鉄道というローカル線がありました。2007年3月31日をもって営業を終了し、翌4月1日に廃止となったこの路線は、田畑や水田、雑木林など、のどかな風景の中を走りますが、霞ヶ浦やその向こうの筑波山を眺めることがで…
かの有名な東村山音頭にも歌われている多摩湖は、東京の西部、東大和市に広がる人造の湖です。このあたりの丘陵地帯は「となりのトトロ」の舞台とも言われる狭山丘陵で、都心から30㎞ほどの距離ながら里山の風景、武蔵野の面影が残り、都会から気軽に訪れて…
秋田県の東能代と青森県の川部を結ぶ147.2㎞のJR東日本のローカル線、五能線は、日本海の海岸線に沿って走り、迫力ある海の眺めが楽しめる路線として人気があります。そんな五能線には「リゾートしらかみ」という観光列車も走っていて、大きな窓とゆったりと…
長野県北部にある五色温泉は、天候や気温によってお湯の色が変わるといわれていて、風格のある木造の内湯や、雪景色を満喫できる開放的な露天風呂の風情もたいへん魅力的な温泉です。ここへのアクセスは、長野電鉄の須坂駅からバスとなりますが、その須坂か…
富士山麓は四季を通して人気を集める人気の観光地です。富士山や富士五湖といった自然もさることながら、絶叫マシンで知られる遊園地、富士急ハイランドもまた富士山麓の有名な観光スポットで、アトラクションだけではなく、冬季にはスケートリンクが開設さ…
新潟県の栃尾又温泉は魚沼市の山懐にひっそりと湧く温泉で、約36度と体温と同じくらいの温度のぬるい湯に1時間以上もじっくりと浸かる長湯が、古くから伝わるこの温泉の入浴方法だそうです。霊験あらたかな湯は子宝の湯としても知られ、温泉地にある薬師堂は…
誰からも愛される名曲「津軽海峡冬景色」は、旅の情緒を感じさせてくれる素晴らしい曲だと思いますが、ここに歌われる「上野発の夜行列車」は1990年代から2000年代にかけてどんどん数を減らしてゆき、東北方面に向かう毎日運転の定期夜行列車は、2013年末の…
子供と一緒に山登りに行きたいと思っていました。4歳児の登山デビューと考えると、安全に整備されたコースがあり、歩く距離も短く、下山の時間的余裕と体力に不安もあるのでケーブルカーやロープウェイで降りられるほうがベター、でも山登りの達成感や楽しさ…
北海道から九州までに路線網を広げるJR線には、さまざまな種類の列車が走っています。新幹線や特急など、帰省や旅行で目的地まで移動するために利用する列車だけでなく、寝ている間に目的地まで連れて行ってくれる寝台列車、歴史を感じ、音や風のライブ感が…
JR四国のアンパンマン列車の1つ、ゆうゆうアンパンマンカーは、アンパンマンのキャラクターたちが一面に描かれた車内にプレイルームを備え、特急列車の車内なのに思い切りはしゃいで遊ぶことができるという、元気いっぱいの小さな子供にとっては最高に楽し…
夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台、愛媛県の松山市には「いよてつ」の愛称で知られる伊予鉄道という私鉄があり、松山市駅を中心に3方向に向かう郊外電車と、松山市内の路面電車を運行しています。「坊っちゃん」で描かれている「マッチ箱のような汽車」と…
列車に乗って、車窓の美しい景色を楽しみながら、おいしい食事に舌鼓を打つ。そんなグルメな観光列車が人気のようで、いまや日本各地でそれぞれの土地の特徴を生かし、趣向を凝らしたたグルメ列車が多く運転されています。中でも、愛媛県の松山から伊予大洲…
1988年4月10日に供用開始された瀬戸大橋は、3本ある本州四国連絡橋の中でも唯一鉄道が走ることができる橋で、JR四国の瀬戸大橋線(正式名称は本四備讃線)は本州と四国各地を繋ぐ鉄道の大動脈として、観光やビジネス、そして貨物輸送に不可欠なものとなって…
ボーイング787型機(B787)が商業運航デビューしたのは2011年10月26日、ANAの成田ー香港間でのチャーター便でのこと。その後、2011年11月1日から、やはりANAの手によって羽田ー広島、羽田ー岡山の2路線で、世界で初めての定期便として運航が始められました。…
いまはもう引退した「絶景!土讃線秘境トロッコ」号に乗って、名勝大歩危小歩危の渓谷美と、山奥にあるスイッチバック式の坪尻駅の秘境駅っぷりを楽しんだ2016年10月の旅。 前夜に宿泊した宿ではケーブルカーに乗って温泉に入り、夜にはボンネットバスに乗っ…
東京や大阪の大手私鉄の中古車両が活躍する島根県の一畑電車。元南海の車両が最後の活躍を見せていた2014年9月、この一畑電車に乗って、出雲大社、旧大社駅、松江堀川めぐりの舟に松江城と、出雲と松江の観光名所を日帰りで訪ねました。
車内に足湯があることで知られる山形新幹線の「とれいゆつばさ」。新幹線の車内で足湯に入るのは、この列車でしかできない唯一無二の体験です。湯上りにはラウンジで、お酒やアイスを軽く楽しんだ後は、畳敷きのゆったりとした座席に座って、ここに来るまで…
旭川から札幌に向かう函館本線でおよそ30㎞、特急に乗ればわずか1駅、18分で到着する深川から、日本海岸の港町、留萌(るもい)までの50.1km を結ぶのがJR北海道 留萌本線です。この路線は以前は留萌から16.7㎞先の増毛(ましけ)まで路線がありましたが、20…
岐阜県飛騨市で体験できる廃線レールの上のサイクリング。自分で漕いでレールの上を走るのがこんなに楽しいとは!子供も喜ぶ爽快なアクティビティのご紹介です。
暑い夏を楽しく、涼しく。館林の花ハス遊覧船で蓮のジャングルを冒険した後は、となり町佐野で名物グルメをはしご。熱いものと冷たいものを食べて、暑さを吹き飛ばそう!
雨とじめじめした空気、どんよりとした空模様が憂鬱な梅雨ですが、雨に濡れてより鮮やかに映るあじさいの花は、この季節をむしろ楽しい季節に変えてくれる、美しいものだと思います。関東でもあじさいの名所はいくつもありますが、神奈川県の人気観光地箱根…
大井川鐵道を走る本物のSL、きかんしゃトーマス号。そのチケットは抽選販売されるほどの人気で入手困難ですが、直前予約という可能性もあります。直前予約方法のご紹介、トーマス号乗車のようす、そして朝食のご当地グルメ、朝ラーメンをご紹介します。
だんだんと暑い日が増えてくるこの季節、暑さをやわらげてくれるさわやかな風を求めて、房総半島に出かけました。山の上にあり風が気持ちいいマザー牧場で午前中を過ごし、午後は2015年11月から走り始めた小湊鉄道の里山トロッコ号に乗って、里山の風を浴び…
日本を代表する大きな港である東京港と横浜港。どちらも貿易や物流の重要な拠点となっているばかりではなく、観光スポットとしての顔もあり、それぞれの港のエリア内では観光客向けの遊覧船や水上バスなどが運航されていますが、観光客の行き来も多いだろう…
2021年4月19日、神奈川県の海老名駅に隣接した場所に小田急ロマンスカーの博物館、ロマンスカーミュージアムがオープンしました。ここには引退した過去のロマンスカー5形式が保存されていて、これらの車両はミュージアムができるまで車両基地などで保存され…
木々の若葉の色も少しずつ濃さを増し、暖かな初夏の風がさわやかな季節になりました。心地よい風を浴びながら、美しい森と渓谷の景色を楽しみたい!と、トロッコ列車の旅に出かけることにしました。向かったのは、群馬県から栃木県を走るローカル線、わたら…
館林市は群馬県の東南部に位置し、群馬県の中では東京に最も近く、東京都庁から館林市役所の直線距離はおよそ65㎞です。北に4㎞ほど行けば栃木県、南に6㎞ほど行けば埼玉県と、群馬県がだいぶ細長くなった場所にあります。この館林は春のつつじが美しいこと…
2021年4月1日 JR北海道 日高本線が部分廃止 静内駅から始発列車に乗って様似駅を目指す 窓いっぱいにひろがる日高昆布の景色 日高本線の終点 様似駅 2021年4月1日 JR北海道 日高本線が部分廃止 2021年4月1日、JR北海道 日高本線の鵡川(むかわ)~様似(さま…
長野県の中央部、諏訪湖を源とする天竜川が南に向かって流れる伊那谷は、南アルプスと中央アルプスに挟まれた、風光明媚なところです。伊那谷北部の中心地、伊那市の市街地から東に10㎞ほど登ったところにある高遠は、高遠城の城下町として栄えた南アルプス…