国内
三重県に三岐(さんぎ)鉄道という鉄道会社があります。ここでは、かつて東京の西武鉄道で走っていた車両たちが第二の人生を送っています。西武鉄道の車両が活躍する地方私鉄はいくつかありますが、三岐鉄道ではその中でも他の会社では走っていない形式の車…
藤の花の名所として有名なあしかがフラワーパーク。一度行ってみたいと思っていたものの、藤の花の時期はちょうどゴールデンウィークと重なるため、きっとひどく混雑しているに違いないと思い、二の足を踏んでいました。2025年4月、毎年のようにあしかがフラ…
ひょんなことから子供が女子サッカーに興味を持ち始めました。2025年4月に大阪で、なでしこジャパンの国際親善試合があると聞き、ちょうど期限が迫るANAのスカイコインの使い道を考えていたところでもあったので、大阪のヨドコウ桜スタジアムへ応援に行くこ…
千葉県勝浦市で毎年開催されている勝浦ビッグひなまつり。神社の石段にずらりと並べられたひな人形が有名ですが、その他にも町なかにたくさんのひな人形が飾られ、町を歩くだけで楽しいイベントです。2025年3月、そんなひなまつりムード満点の勝浦を訪れまし…
栃木県足利市にある足利学校は日本最古の学校と言われています。起源は奈良時代の国学の遺制説、平安時代の小野篁説、鎌倉時代の足利義兼説など諸説あるようですが、いずれにしてもとても長い歴史があることには変わりありません。2025年2月、そんな長い歴史…
土曜の夜に花巻に泊まって温泉を楽しみ、翌日曜日は世界遺産平泉へ。平泉には、金色堂の中尊寺をはじめ、毛越寺、無量光院跡など、世界遺産の構成要素となっているみどころがたくさんありますが、今日東京に帰らなければならないのに、日曜の昼前まで花巻で…
岩手県花巻市の西側には、古くから湯治場として栄えた、いくつかの魅力的な温泉地があります。そんな中でも、渓流沿いの露天風呂が有名な大沢温泉に宿泊し、翌日は日帰り入浴で、深い立湯で知られる鉛温泉に訪れてみました。 大沢温泉 山水閣に泊まる 大沢温…
どういうきっかけか、岩手に興味を持った子供のリクエストで、冬の岩手1泊2日旅行に行くことにしました。岩手と一言で言っても、岩手は北海道に次ぐ広さの都道府県、たくさんの魅力的なスポットがあります。どこに行こうかと迷いましたが、私が行ってみたい…
箱根への足として知られる小田急線は、終点の小田原から先、箱根湯本まで、箱根登山鉄道に直通運転をしています。この直通運転には面白いところがあって、小田急線は軌間(線路の幅)が狭軌と呼ばれる1067㎜、箱根登山鉄道は標準軌と呼ばれる1435㎜とそれぞ…
2016年3月の北海道新幹線開業とともに、青函トンネルを走る旅客列車は新幹線だけとなり、それまで走っていた在来線旅客列車はすべて廃止されました。急行はまなすも、そんな新幹線にバトンタッチして廃止された列車の1つですが、この列車はJRで最後の「ブル…
山梨県の笛吹市にあるカムイみさかスキー場は、東京から車で1時間半というアクセスの良さが魅力です。降雪の多い地域ではないためゲレンデの雪は人工雪ですが、アクセス道路の積雪や凍結の心配も少ないというメリットもあります。冬の休日、スキー初心者の子…
千葉県佐倉市にある佐倉草ぶえの丘は、ドクターイエローが走るミニ鉄道や、動物とのふれあい、アスレチック、古い民家や地下鉄車両に、季節にはバラの花咲くバラ園など、子供と一緒に休日を過ごすには楽しい場所です。2025年1月の午後、そんな佐倉草ぶえの丘…
千葉県印西市にある「白鳥の郷」は、毎年冬になると1000羽を超える白鳥がやってくるという、白鳥の一大越冬地です。東京から車で1時間少々でアクセスできる、白鳥たちの楽園を訪ねてみました。 白鳥の郷へのアクセス 広大な田園地帯にある白鳥の郷 6羽からは…
富士山へのアクセスルートとして知られる富士急行線は、昔から行楽輸送にも力を入れていて、国鉄・JR線からの乗り入れ列車も多数運行されてきました。乗り入れ列車は快速や急行などの速達列車だけでなく普通列車もあり、通勤型の201系、E233系や、近郊型の1…
福井県にある福井鉄道は、道路の上を走る路面電車と、専用軌道を走る郊外電車としての2つの顔を持っています。2024年現在は、車両は路面電車タイプの小型のものが使われていますが、2006年までは普通の電車車両が使われており、大型の電車が堂々と道路の上を…
富山駅から岩瀬浜までの7.7㎞を結ぶ路面電車が富山地方鉄道の富山港線です。この路線は富山駅から奥田中学校までの1.2㎞が道路の上を走る併用軌道、その先、岩瀬浜までが専用軌道となっていますが、車両は路面電車タイプの低床車両が使われており、いわゆるL…
東京西部、立川市と昭島市にまたがる国営昭和記念公園は、広大な敷地を四季折々の木々や花が彩り、芝生や子供が遊べる遊具、ボートに乗れる池やバーベキュー場など、休日を楽しく過ごせる施設がそろった公園です。広い園内の移動には自転車が便利で、レンタ…
岡山県の宇野と香川県の高松の間の航路といえば、かつて国鉄~JRが運航していた宇高連絡船が知られていましたが、1988年に瀬戸大橋が開業し、岡山と高松を列車で移動できるようになったことから、JRの宇高連絡船は廃止となりました。しかし、JR連絡船が廃止…
埼玉県北部を東西に走る秩父鉄道には、かつて国鉄の通勤輸送を担った国電車両101系が譲渡された1000系電車が2014年まで活躍していました。ところどころ改造はされていましたが、国鉄時代の雰囲気を色濃く残していた1000系は、3両編成が12本というまとまった…
大阪にある海遊館は「世界最大級の水族館」と謳われる大きな規模の水族館です。オープンは1990年、30年以上もの歴史があるこの水族館の目玉となる巨大水槽ではジンベエザメをはじめとした太平洋の魚たちがゆうゆうと泳ぐ姿を見ることができます。大阪を代表…
北海道で初めて電化された国鉄路線は函館本線の小樽~滝川で、1968年(昭和43年)8月より電車の運転が開始されました。この時に投入された北海道初の国鉄電車が711系です。形式分類上は近郊型車両に属しますが、車内は急行型車両と遜色のない設備を備え、札…
和歌山県に、紀州鉄道という鉄道が走っています。 紀州、すなわち紀伊の国とは、今の和歌山県と三重県の一部を指す、かなり広い地域を指す呼称ですが、その「紀州」の名を冠する紀州鉄道は、その広大なイメージの名に反し、わずか2.7kmの路線を走る小さな小…
江東区の亀戸と墨田区の曳舟を結ぶ東武亀戸線は、全長3.4㎞、両端の駅を除いた途中駅は3駅だけの短い路線で、電車はすべて2両編成で運転されていますが、曳舟駅構内を除いた全線が複線で、日中の列車本数も10分に1本と比較的多く運転されている便利な路線で…
足立区の西新井駅から大師前(だいしまえ)までを結ぶ短い路線が、東武大師線です。全長わずか1.0㎞、全線単線で途中駅はなく、始発駅を出発したと思ったらすぐに終点に到着してしまうこの路線は、電車に乗る前に下車駅の改札口を出るという、なんとも面白い…
名古屋を中心として中京圏に多くの路線網を持つ名古屋鉄道は、名鉄(めいてつ)の呼び名で親しまれる大手私鉄です。かつては近畿日本鉄道(近鉄)に次いで私鉄第2位の路線延長を誇っていたものの、相次ぐ閑散路線の廃線により現在では東武鉄道に抜かされて第…
岡山県の岡山駅と島根県の出雲市駅を結ぶ「やくも」は、中国山地を越え、瀬戸内海側と日本海側を繋ぐ特急列車です。走行する伯備(はくび)線はカーブが多いため、やくもにはカーブでもスピードを落とさずに走ることができる「振り子式」と呼ばれる仕組みを…
「ばたでん」の愛称で親しまれる一畑電車は、島根県第二の都市、出雲市にある電鉄出雲市駅から、県庁所在地松江市の松江しんじ湖温泉駅までの北松江線と、途中の川跡(かわと)で分岐して出雲大社前駅に至る大社線の2路線からなる私鉄です。県内の2大都市と…
函館にはみどころがたくさんありますが、そんな中でも特に有名な名所のひとつが函館山です。ここから見る夜景は、神戸の摩耶山からの夜景、長崎の稲佐山からの夜景と共に日本三大夜景のひとつに数えられ、100万ドルの夜景とも言われています。せっかく函館に…
函館では「朝食戦争」といわれるほど、各ホテルが競って充実したおいしい朝食の提供に力を入れています。その戦いに火をつけたのがラビスタ函館ベイで、新鮮な海鮮を中心としたバイキングの朝食には定評があり、函館に行くならいつか泊まってみたいと思って…
函館から列車とバスを乗り継いで1時間ほどで行くことができる函館七飯スノーパークは、駒ケ岳を一望する景色のいいスキー場です。ゴンドラに乗って上った山の上からは駒ケ岳だけではなく、結氷した大沼、噴火湾や羊蹄山なども見え、絶景の中でスキーを楽しむ…