そこに線路があるかぎり

鉄道旅も、そのほかの旅も。子供と出かけた休日のこと、まち歩き、山歩き、グルメ、温泉、観光情報。国内・海外 紀行ブログ。

まち歩き

【東京都】田んぼから住宅街をたどり緑あふれる湿原へ 都心から1時間で行ける癒しの風景 湧水をあつめた清流 矢川を歩く(2023年)

暑い夏、緑の木々に囲まれて、澄んだ水の流れを眺めるだけでも、涼しい気持ちになるものです。そんな場所に出かけたくても、なかなか遠出はできないし…と悩んだときに出かけたい、都心から1時間で行くことができる清流のひとつに、国立市の矢川があります。…

【ルーマニア】ルーマニア最大の港湾都市 コンスタンツァの旧市街のんびり散歩 (2016年)

首都ブカレストから東に200㎞ほどのところにあるコンスタンツァは、黒海に面したルーマニア最大の港湾都市です。2016年8月から9月にかけて、このコンスタンツァに滞在し、町を歩いてみました。港を中心に栄えたこの町は、人口が30万人を超える都市ですが、街…

【マレーシア】石油で栄えたサラワク州の地方都市 「美しい里」ミリを歩く (2011年)

ボルネオ島はグリーンランド、ニューギニアに次ぐ世界第3位の面積の島で、面積は743,330㎞2、日本の国土の2倍弱という広さです。このボルネオ島には、ブルネイ、マレーシア、インドネシアの3つの国の領地となっており、インドネシアではカリマンタン島と呼ば…

【ブルネイ】首都の中心街からボートに乗って ジャングルのサルと都心の目の前に広がる水上集落を見に行く (2011年)

ブルネイの首都、バンダルスリブガワンはブルネイ川に面しており、中心街からこの川を渡ったところに広がるのが世界最大と言われる水上集落です。先日は都心側の岸から対岸に広がる水上集落を眺めただけでしたが、この日はボートに乗って水上からこの集落を…

【ブルネイ】首都に輝くオールドモスクと都心のサル そして郊外でうなずくロバたち バンダルスリブガワンとセリア(2011年)

東南アジアの小国、ブルネイダルサラーム国。ボルネオ島の北岸に位置するこの国は、三重県とほぼ同じくらいの面積で、人口はおよそ40万人、北側の南シナ海に面した海岸線以外、陸地はすべてマレーシアに囲まれていて、さらに東側4分の1程度の国土は、細く海…

【スイス】世界遺産ラヴォー地区の葡萄畑 レマン湖を見下ろし小さな村をつなぐ ワインの里の絶景の道を歩く(2013年)

スイス南西部のレマン湖の湖畔、ローザンヌからモントルーあたりにかけての丘陵地帯に広がる葡萄畑は「ラヴォー地区の葡萄畑」として世界遺産に登録されています。湖畔からつづく急な傾斜地一面に広がる葡萄畑と湖、そして湖を囲む山並みと、とても美しい景…

【タイ】バンコクの路地に佇む始発駅からローカル線に乗って 市場の真ん中を列車が走るメークローンの線路市場へ (2010年)

バンコクの南西70㎞ほどのところにあるメークローン駅の近くには、線路上に広がる市場があります。この線路は列車の本数は少ないながらも現役の路線で、列車が近づいてくると市場は支障する部分だけがあっという間に折りたたまれ、列車が通過するとふたたび…

【ベトナム】2大都市を結ぶ幹線鉄道は首都の中央駅を出て路地裏へ 独特の風情がたまらないハノイの線路風景 (2012年)

ベトナムの首都ハノイにあるハノイ駅は、ベトナム南部の大都市ホーチミンへ向かう列車や、北に向かった中国国境の町への列車、また、ベトナム北部最大の港湾都市ハイフォンへ向かう列車などが乗り入れるターミナル駅です。2012年にハノイを訪れた際、街をぶ…

【ベトナム】ハノイから30分で行ける陶磁器の里 バッチャン村を歩く (2012年)

ベトナムの首都ハノイの郊外に、陶磁器の産地として知られるバッチャン村という村があります。ここには陶磁器の工場が数多くあるほか、建ち並ぶ店の店先には色も形もさまざまな焼き物がずらりと並び、さながら陶磁器の展示会のよう。2012年、ハノイに滞在し…

【長野県】お湯の色が変わるという五色温泉と 元地下鉄日比谷線の車両が走る廃止直前のローカル線 〔長野電鉄屋代線/2012年廃止〕(2012年)

長野県北部にある五色温泉は、天候や気温によってお湯の色が変わるといわれていて、風格のある木造の内湯や、雪景色を満喫できる開放的な露天風呂の風情もたいへん魅力的な温泉です。ここへのアクセスは、長野電鉄の須坂駅からバスとなりますが、その須坂か…

【カザフスタン】雪原のラクダと荒野の牛 のんびりとした時間が流れる田舎町クルック(2017年)

カザフスタン西部の港町、アクタウから南東に60㎞ほどのところに、クルック(Kuryk)という小さな町があります。三角形に飛び出した半島の付け根に位置し、海岸線もこの付近でほぼ90度に曲がっているので波の影響を受けにくいのか、石油輸出の拠点としての整…

【カザフスタン】鉛色の空の下 カスピ海を吹き抜ける寒風と打ちつける波  白い壁の港町アクタウを歩く(2017年)

カスピ海に面したアクタウはカザフスタンの重要な港のひとつで、国内で生産された石油や穀物などがここから輸出されています。近年はパイプラインの整備がすすみタンカーでの石油輸出量が減っているそうですが、それでもまだ港を見ればタンカー用バースが多…

【ウズベキスタン】予想最高気温50℃ 灼熱のタシケントを涼しく過ごす 水辺のレストランのディナーと夜の散歩(2017年)

予想最高気温50℃、灼熱のタシケントで過ごす休日。美しい噴水、タイル装飾が美しい博物館、笑ってしまうほどの激流が流れるレストランなど、タシケントの涼みスポット(ただし昼間は涼しくない)をご紹介します。

【ウズベキスタン】タシケントの暑い夏 シティーツアーバスでのお手軽市内観光と鉄道博物館見学(2017年)

中央アジアのウズベキスタン共和国の首都タシケントは、古くはシルクロードの中継地として栄えたオアシス都市です。ソ連時代の人口の多い都市ランキングでは、モスクワ、レニングラード(現サンクトペテルブルグ)、キエフに次いで第4位という規模で、JETRO…

【インド】広いビーチと白亜の教会、庶民的な街並み 南インド チェンナイ駆け足観光(2016年)

南インドの中心都市チェンナイで仕事の合間の休日。ホテルのレセプションにチェンナイの観光情報を聞きに行くと、時間単位で車を仕立てて観光スポットを回ることができるとのこと。チェンナイの観光情報は特に調べていなかったので、いろいろ回ってもらえる…

【インド】意外と野良牛がいなくて肩透かしも 野良豚が闊歩する街角 デリー駆け足半日観光 (2016年)

いつか行ってみたいと思っていたインドに行く機会ができたのは2016年1月のこと。1週間ほどの滞在でデリーとチェンナイ、2都市を訪問しました。搭乗していたJALの飛行機がデリーの空港に着陸すると、なにやら機内にはスモッグのような匂いが漂ってきて、早く…

【ドバイ】夜のドバイオールドスークを歩く(2019年) 

アラブの雰囲気が漂う賑やかな風景を期待して、ドバイオールドスークにやってきました。スークとはアラビア語で市場のこと。ここはドバイ旧市街バールドバイ地区、ドバイクリークの水辺に沿ったエリアに広がるスークで、布製品を扱う店が多いのでテキスタイ…

【ドバイ】アラブの夕暮れはアブラに乗って ドバイ旧市街 水上散歩 (2019年)

ドバイの旧市街を南北に分けるドバイクリークは海からつながる細長い入り江で、古くから港町として交易を支え、ドバイの街の発展の礎となった場所です。このクリークを挟んで、海に向かって右岸のディラ地区と左岸のバールドバイ地区、ドバイの旧市街の2つ…