そこに線路があるかぎり

鉄道旅も、そのほかの旅も。子供と出かけた休日のこと、まち歩き、山歩き、グルメ、温泉、観光情報。国内・海外 紀行ブログ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

【徳島県】車内で子供が思いきり遊べる特急列車 ゆうゆうアンパンマンカー 特急剣山8号の旅 〔阿波池田~徳島/JR徳島線〕(2021年)

JR四国のアンパンマン列車の1つ、ゆうゆうアンパンマンカーは、アンパンマンのキャラクターたちが一面に描かれた車内にプレイルームを備え、特急列車の車内なのに思い切りはしゃいで遊ぶことができるという、元気いっぱいの小さな子供にとっては最高に楽し…

【カザフスタン】雪原のラクダと荒野の牛 のんびりとした時間が流れる田舎町クルック(2017年)

カザフスタン西部の港町、アクタウから南東に60㎞ほどのところに、クルック(Kuryk)という小さな町があります。三角形に飛び出した半島の付け根に位置し、海岸線もこの付近でほぼ90度に曲がっているので波の影響を受けにくいのか、石油輸出の拠点としての整…

【カザフスタン】鉛色の空の下 カスピ海を吹き抜ける寒風と打ちつける波  白い壁の港町アクタウを歩く(2017年)

カスピ海に面したアクタウはカザフスタンの重要な港のひとつで、国内で生産された石油や穀物などがここから輸出されています。近年はパイプラインの整備がすすみタンカーでの石油輸出量が減っているそうですが、それでもまだ港を見ればタンカー用バースが多…

【愛媛県】「マッチ箱のような汽車」に乗って道後温泉へ あの有名小説の時代が体験できる 「坊っちゃん列車」の旅 〔松山市駅~道後温泉/伊予鉄道市内電車〕(2021年)

夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台、愛媛県の松山市には「いよてつ」の愛称で知られる伊予鉄道という私鉄があり、松山市駅を中心に3方向に向かう郊外電車と、松山市内の路面電車を運行しています。「坊っちゃん」で描かれている「マッチ箱のような汽車」と…

【愛媛県】おだやかな瀬戸内海を車窓に見ながら素敵な朝食を 「伊予灘ものがたり 大洲編」の旅 〔松山~伊予大洲/JR予讃線〕(2021年)

列車に乗って、車窓の美しい景色を楽しみながら、おいしい食事に舌鼓を打つ。そんなグルメな観光列車が人気のようで、いまや日本各地でそれぞれの土地の特徴を生かし、趣向を凝らしたたグルメ列車が多く運転されています。中でも、愛媛県の松山から伊予大洲…

【香川県】瀬戸内を渡る風と島々の絶景 大人も子供も楽しい大迫力のトロッコ列車「瀬戸大橋アンパンマントロッコ」の旅 〔岡山~琴平/JR宇野線・本四備讃線・予讃線・土讃線〕(2021年)

1988年4月10日に供用開始された瀬戸大橋は、3本ある本州四国連絡橋の中でも唯一鉄道が走ることができる橋で、JR四国の瀬戸大橋線(正式名称は本四備讃線)は本州と四国各地を繋ぐ鉄道の大動脈として、観光やビジネス、そして貨物輸送に不可欠なものとなって…

【広島県】商業運航開始から10年のB787 世界初の定期営業路線は日本国内の2路線 登場間もない頃のB787でANA国内線空の旅 〔羽田~広島〕(2011年)

ボーイング787型機(B787)が商業運航デビューしたのは2011年10月26日、ANAの成田ー香港間でのチャーター便でのこと。その後、2011年11月1日から、やはりANAの手によって羽田ー広島、羽田ー岡山の2路線で、世界で初めての定期便として運航が始められました。…

【徳島県】名勝 大歩危小歩危の景観と四国随一の秘境駅 2016年に引退した「絶景!土讃線秘境トロッコ」の旅 〔大歩危~琴平/JR土讃線〕(2016年)

いまはもう引退した「絶景!土讃線秘境トロッコ」号に乗って、名勝大歩危小歩危の渓谷美と、山奥にあるスイッチバック式の坪尻駅の秘境駅っぷりを楽しんだ2016年10月の旅。 前夜に宿泊した宿ではケーブルカーに乗って温泉に入り、夜にはボンネットバスに乗っ…

【アメリカ合衆国】カーナビが仕事を放棄!? 突然雑になった音声案内 おかしな名前の通りがある町 テキサス州レイクジャクソン (2015年)

ヒューストン郊外で仕事を終えると、取引先の方に、一緒に夕食でもどうですか、とお誘い頂いたので、喜んでご一緒させていただくことにし、教えて頂いたレストランの住所をカーナビに入力して車をスタート。音声案内に従って快調に走っていましたが、突如、…

【アメリカ合衆国】絶叫マシーンよりスリルがある!? すぐ目の前に野生のワニがいる公園 テキサス州 ブラゾスベンド州立公園  【テキサス州/アメリカ合衆国】(2015年)

2015年10月に訪れたアメリカ、テキサス州 ブラゾスベンド州立公園は、野生のワニ(アリゲーター)を観察できることでも有名です。公園内では自由気ままに過ごすワニの姿はユーモラスでかわいらしくもありますが、ワニとの間に柵などは一切なく、なかなかのス…

【島根県】出雲大社と旧大社駅 松江堀川遊覧船に松江城 一畑電車がつなぐ出雲と松江を巡る よくばり日帰り旅 (2014年)

東京や大阪の大手私鉄の中古車両が活躍する島根県の一畑電車。元南海の車両が最後の活躍を見せていた2014年9月、この一畑電車に乗って、出雲大社、旧大社駅、松江堀川めぐりの舟に松江城と、出雲と松江の観光名所を日帰りで訪ねました。

【山形県】新幹線の車内で足湯に浸かり 湯上りは畳の座席で駅弁食べくらべ 山形新幹線「とれいゆつばさ」の旅 〔福島~新庄/JR奥羽本線〕(2018年)

車内に足湯があることで知られる山形新幹線の「とれいゆつばさ」。新幹線の車内で足湯に入るのは、この列車でしかできない唯一無二の体験です。湯上りにはラウンジで、お酒やアイスを軽く楽しんだ後は、畳敷きのゆったりとした座席に座って、ここに来るまで…

【トリニダード・トバゴ】超高速の羽ばたきが生む音と風 ハチドリの楽園で世界一小さな鳥に癒される(2018年)

【ハチドリはトリニダード・トバゴのひとつの象徴ともいえる存在感の鳥で、国章や紙幣、国営航空会社であるカリビアン航空の機体などにもデザインされています。かわいらしい小さな鳥で、高速で羽をはばたかせ、ホバリングしながら花の蜜を吸う姿は、他の鳥…

【トリニダード・トバゴ】世界最大の天然アスファルト湖 ピッチレイクの湖畔散歩(2018年)

天然アスファルト湖、と聞いて、天然のアスファルト?湖??と、相反したイメージの語が組み合わさった謎めいたワードに興味をそそられましたが、簡単に言うと、湧き出した石油の揮発性の高い成分が蒸発し、残った成分がアスファルトとなって溜まっている、…

【北海道】<あの頃の鉄道風景> 廃止路線 思い出の終着駅 増毛駅 〔JR留萌本線/2016年部分廃止〕(2008年)

旭川から札幌に向かう函館本線でおよそ30㎞、特急に乗ればわずか1駅、18分で到着する深川から、日本海岸の港町、留萌(るもい)までの50.1km を結ぶのがJR北海道 留萌本線です。この路線は以前は留萌から16.7㎞先の増毛(ましけ)まで路線がありましたが、20…

【岐阜県】まるで列車になった気分! 子供もよろこぶレールの上のサイクリング レールマウンテンバイク ガッタンゴーの旅(2019年)

岐阜県飛騨市で体験できる廃線レールの上のサイクリング。自分で漕いでレールの上を走るのがこんなに楽しいとは!子供も喜ぶ爽快なアクティビティのご紹介です。

【群馬県】蓮のジャングルを行く冒険クルージング 花ハス遊覧船で楽しむ館林の夏 (2019年)

暑い夏を楽しく、涼しく。館林の花ハス遊覧船で蓮のジャングルを冒険した後は、となり町佐野で名物グルメをはしご。熱いものと冷たいものを食べて、暑さを吹き飛ばそう!

【ウズベキスタン】予想最高気温50℃ 灼熱のタシケントを涼しく過ごす 水辺のレストランのディナーと夜の散歩(2017年)

予想最高気温50℃、灼熱のタシケントで過ごす休日。美しい噴水、タイル装飾が美しい博物館、笑ってしまうほどの激流が流れるレストランなど、タシケントの涼みスポット(ただし昼間は涼しくない)をご紹介します。

【ウズベキスタン】タシケントの暑い夏 シティーツアーバスでのお手軽市内観光と鉄道博物館見学(2017年)

中央アジアのウズベキスタン共和国の首都タシケントは、古くはシルクロードの中継地として栄えたオアシス都市です。ソ連時代の人口の多い都市ランキングでは、モスクワ、レニングラード(現サンクトペテルブルグ)、キエフに次いで第4位という規模で、JETRO…

【神奈川県】あじさい電車に乗って鉄板焼きディナーへ 車窓のあじさいが昼も夜も美しい 箱根登山鉄道の旅 〔箱根湯本~強羅/箱根登山鉄道〕(2012年)

雨とじめじめした空気、どんよりとした空模様が憂鬱な梅雨ですが、雨に濡れてより鮮やかに映るあじさいの花は、この季節をむしろ楽しい季節に変えてくれる、美しいものだと思います。関東でもあじさいの名所はいくつもありますが、神奈川県の人気観光地箱根…

【静岡県】人気のトーマス号の指定席を直前予約で確保 名物朝ラーメンと名物SL列車を楽しむ 「きかんしゃトーマス」の旅 〔新金谷~千頭/大井川鐵道〕(2018年)

大井川鐵道を走る本物のSL、きかんしゃトーマス号。そのチケットは抽選販売されるほどの人気で入手困難ですが、直前予約という可能性もあります。直前予約方法のご紹介、トーマス号乗車のようす、そして朝食のご当地グルメ、朝ラーメンをご紹介します。

【千葉県】マザー牧場の桃色吐息と 初夏の房総の風を浴びて走る 里山トロッコ号の旅〔養老渓谷~上総牛久/小湊鉄道】(2016年)

だんだんと暑い日が増えてくるこの季節、暑さをやわらげてくれるさわやかな風を求めて、房総半島に出かけました。山の上にあり風が気持ちいいマザー牧場で午前中を過ごし、午後は2015年11月から走り始めた小湊鉄道の里山トロッコ号に乗って、里山の風を浴び…

【神奈川県】夕景の横浜から夜景の東京へ大型客船で 見どころいっぱいの週末限定航路 さるびあ丸の旅 〔横浜大桟橋~東京竹芝桟橋/東海汽船〕(2019年)

日本を代表する大きな港である東京港と横浜港。どちらも貿易や物流の重要な拠点となっているばかりではなく、観光スポットとしての顔もあり、それぞれの港のエリア内では観光客向けの遊覧船や水上バスなどが運航されていますが、観光客の行き来も多いだろう…

【神奈川県】今はロマンスカーミュージアムで屋内展示されている車両も 新旧ロマンスカーが青空の下で並んだ小田急ファミリー鉄道展2019 (2019年)

2021年4月19日、神奈川県の海老名駅に隣接した場所に小田急ロマンスカーの博物館、ロマンスカーミュージアムがオープンしました。ここには引退した過去のロマンスカー5形式が保存されていて、これらの車両はミュージアムができるまで車両基地などで保存され…

【栃木県】初夏の渡良瀬川 渓谷を渡る心地よい風 トロッコわたらせ渓谷号の旅 〔大間々~足尾/わたらせ渓谷鐵道〕(2018年)

木々の若葉の色も少しずつ濃さを増し、暖かな初夏の風がさわやかな季節になりました。心地よい風を浴びながら、美しい森と渓谷の景色を楽しみたい!と、トロッコ列車の旅に出かけることにしました。向かったのは、群馬県から栃木県を走るローカル線、わたら…

【群馬県】1万株のつつじとギネス記録の3000匹の鯉のぼり 鮮やかな風景を楽しむ春の館林 (2019年)

館林市は群馬県の東南部に位置し、群馬県の中では東京に最も近く、東京都庁から館林市役所の直線距離はおよそ65㎞です。北に4㎞ほど行けば栃木県、南に6㎞ほど行けば埼玉県と、群馬県がだいぶ細長くなった場所にあります。この館林は春のつつじが美しいこと…

【北海道】<あの頃の鉄道風景> 廃止路線思い出の終着駅 JR日高本線様似駅 〔JR日高本線/2021年部分廃止〕(2008年)

2021年4月1日 JR北海道 日高本線が部分廃止 静内駅から始発列車に乗って様似駅を目指す 窓いっぱいにひろがる日高昆布の景色 日高本線の終点 様似駅 2021年4月1日 JR北海道 日高本線が部分廃止 2021年4月1日、JR北海道 日高本線の鵡川(むかわ)~様似(さま…

【長野県】春の山里を染める圧巻の桜 信州高遠「天下第一の桜」お花見散歩(2016年)

長野県の中央部、諏訪湖を源とする天竜川が南に向かって流れる伊那谷は、南アルプスと中央アルプスに挟まれた、風光明媚なところです。伊那谷北部の中心地、伊那市の市街地から東に10㎞ほど登ったところにある高遠は、高遠城の城下町として栄えた南アルプス…

【長野県】白とピンクの花が彩る信州の春 「一目十万本」あんずの里お花見散歩(2019年)

峠の釜めしで有名な碓氷峠を越えて長野市へ向かう途中にある千曲市は、あんずの一大産地だそうで、市のウェブサイトによればあんずの栽培面積、収穫量とも、長野県の半分近くを占めるのだとか。あんずは峠の釜めしにも入っていますが、整腸作用があるそうで…

【栃木県】日本一のいちごの町でいちご狩り 車窓の桜と菜の花が美しい「SLもおか号」の旅 〔茂木~下館/真岡鐵道〕(2018年)

日差しも暖かくなった春の休日、とれたてのいちごを思う存分味わいたい、と、いちご狩りに出かけることを思い立ちました。我が家の子供たちも、いちごが大好きです。東京近郊でもいちご狩りができるところはいろいろありますが、とちおとめの産地として名高…