そこに線路があるかぎり

鉄道旅も、そのほかの旅も。子供と出かけた休日のこと、まち歩き、山歩き、グルメ、温泉、観光情報。国内・海外 紀行ブログ。

観光列車

【東京都】485系リゾートやまどりで行く春の青梅線 快速「やまどり青梅奥多摩号」の旅 〔三鷹~奥多摩/JR中央線・青梅線〕(2021年)

JR中央線の立川から分岐して奥多摩までを結ぶJR青梅線は、多摩川に沿って山の中を走る風光明媚な路線です。沿線に観光地も多く、休日はハイキングやバーベキューなどのレジャーに向かう多くのお客さんで賑わいます。そうした観光客の輸送のため、行楽シーズ…

【山梨県】<あの頃の鉄道風景> 前面展望が楽しい 初代フジサン特急の旅〔河口湖~大月/富士急行線〕 ~ バラエティ豊かな富士急行線を走る列車たち(2013年)

富士山が世界遺産に登録された2013年、富士山の麓を走る富士急行線の特急列車「フジサン特急」に乗って河口湖へ。この当時のフジサン特急は初代車両が使われており、展望席から迫力の前面展望を楽しむことができました。行き交う列車はバラエティに富んでい…

【奈良県】京都と奈良 2つの古都を結ぶ近鉄の観光列車 特急あをによしの旅〔京都~近鉄奈良/近鉄京都線・奈良線〕(2023年)

日本を代表する古都、京都と奈良の間には、近鉄とJRの2つの鉄道路線が通っています。京都、奈良の各ターミナル間の移動は、近鉄は特急でおよそ35分、JRは快速でおよそ45分という近さで、多くの観光客が京都と奈良の間を行き来していますが、2022年4月、その…

【京都府】貴船や鞍馬、比叡山へは乗って楽しい個性的な電車で 叡山電鉄の観光車両「きらら」「ひえい」の旅 〔出町柳~八瀬比叡山口・宝ヶ池~鞍馬/叡山電鉄線〕(2023年)

「京の奥座敷」とも言われる鞍馬や貴船、世界遺産にもなっている延暦寺で知られる比叡山への足として活躍する叡山電鉄という私鉄があります。全2路線、合計14.4㎞という比較的短い路線ながら、有名観光地へのアクセス路線として観光客の利用も多いことから、…

【栃木県】空を見上げる展望窓から迫力のスカイツリーを見る 臨時特急スカイツリートレイン71号の旅 〔浅草~佐野/東武伊勢崎線・佐野線〕(2023年)

浅草から栃木県の日光、鬼怒川や、群馬県の桐生、伊勢崎など、北関東方面に路線を延ばす東武鉄道には、100系スペーシア、200系、500系リバティといった特急車両が、ビジネス客や観光客の輸送に活躍していますが、そんな中でも異色の特急車両が634型スカイツ…

【山梨県】木のぬくもりを感じる落ち着いたインテリアが魅力 富士急行線の観光特急 富士山ビュー特急の旅 〔河口湖~大月/富士急行線〕(2022年)

富士山麓の観光地へのアクセスを担い、観光客の利用の多い富士急行線には、3種類の特急列車が走っています。1つはJR中央本線から乗り入れてくる「富士回遊」で、JRの特急用車両を使用し、千葉や新宿と河口湖を乗り換えなしで結ぶ利便性の高さが魅力の列車で…

【山梨県】車内にはソファや本棚も 富士登山電車の車両を使った臨時普通列車 富士山満喫号の旅 〔大月~河口湖/富士急行線〕(2022年)

山梨県の大月から河口湖まで26.6㎞を走る富士急行線は、富士山をはじめ、富士五湖、富士急ハイランドなどの観光地を沿線に抱え、観光客の利用が多い路線です。優等列車も運転されていて、JR中央本線から乗り入れてくる特急「富士回遊」や自社線内だけを走る…

【長崎県】落ち着ける個室は子連れ家族旅行に最適 おいしい食事に楽しいイベント JR 九州 特急「36ぷらす3」金の路の旅 〔鹿児島本線・長崎本線/博多~長崎〕(2022年)

JR九州には、他の地域とは一味違ったデザインの列車がたくさん走っています。特に「D&S列車(デザイン&ストーリー列車)」と呼ばれる観光用の列車は、魅力的なデザインと、沿線地域に伝わる歴史や伝説などのストーリーを楽しむ、乗ること自体が忘れられな…

【東京都】お座敷列車「華」に乗って奥多摩日帰り観光へ 快速「お座敷青梅奥多摩号」の旅 〔新宿~奥多摩/JR中央線・青梅線〕(2022年)

東京の西部、立川から拝島、青梅、御嶽などを経由して奥多摩まで37.2㎞を結ぶJR青梅線は、途中の青梅あたりまでは郊外の住宅地の中を走りますが、その先は多摩川の渓谷に沿って走る山岳路線となり、車窓には緑いっぱいの風景が広がります。この青梅線沿線は…

【青森県】リゾートしらかみと不老ふ死温泉から見る絶景の日本海 ストーブ列車と迫力の立佞武多 去りゆく冬を楽しむ津軽の旅 〔JR五能線・津軽鉄道〕(2013年)

秋田県の東能代と青森県の川部を結ぶ147.2㎞のJR東日本のローカル線、五能線は、日本海の海岸線に沿って走り、迫力ある海の眺めが楽しめる路線として人気があります。そんな五能線には「リゾートしらかみ」という観光列車も走っていて、大きな窓とゆったりと…

【徳島県】車内で子供が思いきり遊べる特急列車 ゆうゆうアンパンマンカー 特急剣山8号の旅 〔阿波池田~徳島/JR徳島線〕(2021年)

JR四国のアンパンマン列車の1つ、ゆうゆうアンパンマンカーは、アンパンマンのキャラクターたちが一面に描かれた車内にプレイルームを備え、特急列車の車内なのに思い切りはしゃいで遊ぶことができるという、元気いっぱいの小さな子供にとっては最高に楽し…

【愛媛県】「マッチ箱のような汽車」に乗って道後温泉へ あの有名小説の時代が体験できる 「坊っちゃん列車」の旅 〔松山市駅~道後温泉/伊予鉄道市内電車〕(2021年)

夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台、愛媛県の松山市には「いよてつ」の愛称で知られる伊予鉄道という私鉄があり、松山市駅を中心に3方向に向かう郊外電車と、松山市内の路面電車を運行しています。「坊っちゃん」で描かれている「マッチ箱のような汽車」と…

【愛媛県】おだやかな瀬戸内海を車窓に見ながら素敵な朝食を 「伊予灘ものがたり 大洲編」の旅 〔松山~伊予大洲/JR予讃線〕(2021年)

列車に乗って、車窓の美しい景色を楽しみながら、おいしい食事に舌鼓を打つ。そんなグルメな観光列車が人気のようで、いまや日本各地でそれぞれの土地の特徴を生かし、趣向を凝らしたたグルメ列車が多く運転されています。中でも、愛媛県の松山から伊予大洲…

【静岡県】人気のトーマス号の指定席を直前予約で確保 名物朝ラーメンと名物SL列車を楽しむ 「きかんしゃトーマス」の旅 〔新金谷~千頭/大井川鐵道〕(2018年)

大井川鐵道を走る本物のSL、きかんしゃトーマス号。そのチケットは抽選販売されるほどの人気で入手困難ですが、直前予約という可能性もあります。直前予約方法のご紹介、トーマス号乗車のようす、そして朝食のご当地グルメ、朝ラーメンをご紹介します。

【千葉県】マザー牧場の桃色吐息と 初夏の房総の風を浴びて走る 里山トロッコ号の旅〔養老渓谷~上総牛久/小湊鉄道】(2016年)

だんだんと暑い日が増えてくるこの季節、暑さをやわらげてくれるさわやかな風を求めて、房総半島に出かけました。山の上にあり風が気持ちいいマザー牧場で午前中を過ごし、午後は2015年11月から走り始めた小湊鉄道の里山トロッコ号に乗って、里山の風を浴び…

【栃木県】日本一のいちごの町でいちご狩り 車窓の桜と菜の花が美しい「SLもおか号」の旅 〔茂木~下館/真岡鐵道〕(2018年)

日差しも暖かくなった春の休日、とれたてのいちごを思う存分味わいたい、と、いちご狩りに出かけることを思い立ちました。我が家の子供たちも、いちごが大好きです。東京近郊でもいちご狩りができるところはいろいろありますが、とちおとめの産地として名高…

【北海道】ダルマストーブに当たりながら 冬の釧路湿原と野生動物を車窓から満喫 「SL冬の湿原号」の旅 〔標茶~釧路/JR釧網本線〕(2019年)

冬はやっぱり雪が見たい、と出かけた1泊2日北海道旅行。土曜日に飛行機で北海道入りしましたが、利用した羽田から根室中標津へのフライトは羽田12:15発 根室中標津13:55着の1日1便だけ。朝はゆっくりできますが、北海道に着いてからのその日の行動は限られて…

【静岡県】伊豆の観光輸送を支えて30年 引退を迎えた花形列車 スーパービュー踊り子号の旅〔伊東~伊豆急下田/伊豆急行線〕(2019年)

登場以来30年に渡って東京から伊豆へのアクセスの花形車両として活躍してきたスーパービュー踊り子号が2020年3月をもって引退するというニュースを聞き、2019年12月に出かけた1泊2日の伊豆旅行。昨日は185系特急踊り子号、普通列車リゾート21の黒船電車とキ…

【静岡県】引退が迫る185系踊り子と651系伊豆クレイル 今後も活躍する豪華普通列車リゾート21 多彩な列車で楽しむ伊豆急行線の旅 (2019年)

風光明媚な景色と温泉、そしてうまいもの。旅の醍醐味の代表格が3拍子揃っていて、東京から列車で2~3時間と旅らしさを感じるにも程よい距離の伊豆は、言わずと知れた人気の観光地です。 伊豆半島には、熱海から半島東部の海岸線をたどり、伊東を経て下田へ…