そこに線路があるかぎり

鉄道旅も、そのほかの旅も。子供と出かけた休日のこと、まち歩き、山歩き、グルメ、温泉、観光情報。国内・海外 紀行ブログ。

【オーストラリア】コアラ抱っこ写真を撮ってラグーンプールで水遊び 常夏のケアンズの町を楽しむ(2024年)

オーストラリア北部に位置するケアンズは、日本から直行便の飛行機で7時間半ほどで訪れることができる、アクセスの良いところです。南半球にあるオーストラリアは日本とは季節が逆なので、日本の夏はオーストラリアでは冬になってしまいますが、ケアンズは熱…

【オーストラリア】迫力の滝と熱帯雨林の景観が魅力 キュランダ観光鉄道の旅 〔キュランダ~ケアンズ/キュランダ観光鉄道〕(2024年)

オーストラリア、ケアンズとキュランダの間を走るキュランダ観光鉄道(Kuranda Scenic Rilway)は、世界遺産の熱帯雨林の中を走り、迫力ある滝や深く切れ込んだ谷の風景を車窓から楽しめる、風光明媚な観光路線です。2024年8月、この観光鉄道にキュランダか…

【オーストラリア】熱帯雨林に囲まれた村でコアラの写真を撮ってワラビーにえさやり キュランダ村を歩く(2024年)

キュランダ村は、世界自然遺産「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」の熱帯雨林に囲まれた村で、ケアンズから25㎞ほどのところにあり、ロープウェイの「スカイレール」やキュランダ観光鉄道の目的地となっていることから、これらの乗り物に乗って訪れる人も多…

【オーストラリア】世界遺産の熱帯雨林と滝の絶景を楽しむ空中散歩 スカイレールの旅(2024年)

オーストラリア北部、ケアンズ郊外のキュランダ村は、世界自然遺産に登録されている「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」の熱帯雨林に囲まれており、ケアンズの定番観光スポットの1つとして人気があります。ケアンズからキュランダまでは、バスや車でもアク…

【オーストラリア】世界遺産グレートバリアリーフに浮かぶ島 グリーン島(2024年)

オーストラリア北部の町、ケアンズの沖合に浮かぶグリーン島は、世界遺産にもなっているサンゴ礁、グレートバリアリーフの中にある小さな島です。ケアンズから船で50分程度で行くことができ、ケアンズの定番の観光スポットともなっているこの島に訪れてみま…

【和歌山県】<あの頃の鉄道風景> 古豪ディーゼルカーに乗って路地裏の終着駅へ 紀州鉄道線の旅〔紀州鉄道線/御坊~西御坊〕(2009年)

和歌山県に、紀州鉄道という鉄道が走っています。 紀州、すなわち紀伊の国とは、今の和歌山県と三重県の一部を指す、かなり広い地域を指す呼称ですが、その「紀州」の名を冠する紀州鉄道は、その広大なイメージの名に反し、わずか2.7kmの路線を走る小さな小…

【東京都】 スカイツリーを見上げて下町の街並みを走る 全長3.4㎞のミニ路線 東武亀戸線の旅〔亀戸~曳舟/東武鉄道亀戸線〕(2024年)

江東区の亀戸と墨田区の曳舟を結ぶ東武亀戸線は、全長3.4㎞、両端の駅を除いた途中駅は3駅だけの短い路線で、電車はすべて2両編成で運転されていますが、曳舟駅構内を除いた全線が複線で、日中の列車本数も10分に1本と比較的多く運転されている便利な路線で…

【東京都】 電車に乗る前に下車駅の改札口を出る? 終着駅は高架の無人駅 全長1㎞のミニ路線 東武大師線の旅〔西新井~大師前/東武鉄道大師線〕(2024年)

足立区の西新井駅から大師前(だいしまえ)までを結ぶ短い路線が、東武大師線です。全長わずか1.0㎞、全線単線で途中駅はなく、始発駅を出発したと思ったらすぐに終点に到着してしまうこの路線は、電車に乗る前に下車駅の改札口を出るという、なんとも面白い…

【ハワイ】初めてのハワイへ子連れ旅行 乗って楽しい2階建てバス ワイキキトロリーピンクラインで夕方の街に繰り出そう 【アメリカ合衆国】(2023年)

(過去記事から分割、再編集) 初めてのハワイ旅行では、ヒルトンハワイアンビレッジに宿泊しました。ホテル内にレストランやコンビニもそろっているので、ホテルから出なくても買い物や食事をすることができますが、昼間はビーチやプールで過ごして、あるい…

【スイス】<あの頃の鉄道風景> ルガーノ湖畔を走るにこにこ顔の電車 ルガーノ鉄道の旅(2005年)

ルガーノ湖の湖畔に開けたスイス南部の都市ルガーノは、スイス南部、ティチーノ州の最大都市です。ティチーノ州はイタリア語圏となっており、またルガーノからはスイスの首都ベルンよりイタリアの首都ミラノのほうが近いことっもあってか、スイスの中でもイ…

【スイス】<あの頃の鉄道風景> ルガノ湖畔からアプト式登山電車でイタリア国境の山へ モンテジェネローゾ鉄道の旅(2005年)

スイス南部、イタリアとの国境にほど近いところに標高1701mのモンテ・ジェネローゾという山があり、ここには山頂近くまで手軽にアクセスすることができる登山電車が走っています。オレンジとブルーに塗られた2両編成のこの登山電車は、険しい勾配を登るため…

【トリニダード・トバゴ】 赤い鳥たちが舞う水辺の夕暮れ 野生のスカーレットアイビスやフラミンゴが見られるボートクルーズ(2018年)

カリブ海のはずれ、南米大陸に近いところにある島国、トリニダード・トバゴ。首都ポートオブスペインからわずか10㎞ほどのところにはカロニースワンプバードサンクチュアリという鳥類保護区があり、野生のスカーレットアイビス Scarlet Ibisやフラミンゴなど…

【ハワイ】初めてのハワイへ子連れ旅行 ANAフライングホヌ利用 ヒルトンハワイアンビレッジに宿泊 【アメリカ合衆国】(2023年)

日本人に人気の海外、ハワイ。いつか行ってみたいと思いながらもなかなか行く機会がなかったので、夏休みの家族旅行の目的地にしてみました。小学校低学年の子供を連れてのハワイ旅行、実際に行ってみて、楽しかったことや反省したこと、感じたことなど、ざ…

【ハワイ】ダイヤモンドヘッドに登る ~ トレッキングを楽しみながら ワイキキを一望する絶景の山頂へ【アメリカ合衆国】(2023年)

ダイヤモンドヘッドは、ホノルルの南東に位置する標高232mの山です。青い海に突き出してそびえるゴツゴツとした岩山は、ハワイを象徴する風景のひとつとして有名ですが、この山には歩いて登ることができます。どれくらいハードなのか?子連れでも登れるか?…

【ハワイ】ハワイアンレールウェイの旅 ~ オアフ島の新旧鉄道を乗り継いで 歴史ある路線のトロッコ列車で海を見に行く【アメリカ合衆国】(2023年)

ハワイ、オアフ島の鉄道と言えば、2023年6月にホノルル郊外に開業したスカイラインが話題ですが、オアフ島には100年以上昔に開業した古い鉄道がありました。最盛期にはホノルルから西海岸をたどりオアフ島北部のカフク Kahuku までと、ホノルルから内陸部の …

【ハワイ】真珠湾やダイヤモンドヘッドも見える ホノルルに開業した都市鉄道 スカイラインの旅 【アメリカ合衆国】(2023年)

アメリカ合衆国ハワイ州の州都であり、ハワイの最大都市であるオアフ島のホノルルは、政治経済や観光の中心地であり、市域の人口はおよそ35万人ですが、市内の公共交通機関は長らくバスだけに頼っており、ラッシュ時を中心として発生する道路の渋滞が問題と…

【東京都】田んぼから住宅街をたどり緑あふれる湿原へ 都心から1時間で行ける癒しの風景 湧水をあつめた清流 矢川を歩く(2023年)

暑い夏、緑の木々に囲まれて、澄んだ水の流れを眺めるだけでも、涼しい気持ちになるものです。そんな場所に出かけたくても、なかなか遠出はできないし…と悩んだときに出かけたい、都心から1時間で行くことができる清流のひとつに、国立市の矢川があります。…

【長野県】<あの頃の鉄道風景>ミニスイッチバックがあった終着駅 湯田中駅 〔長野電鉄〕(2006年)

志賀高原や、温泉に入浴するサルで有名な地獄谷、渋、安代、湯田中温泉など多くの温泉地への玄関口、湯田中駅は、長野電鉄長野線の終着駅で、長野駅から33.2㎞のところにあります。この駅ではかつて「ミニスイッチバック」と呼ばれた運転方法が行われていた…

【ルーマニア】ルーマニア最大の港湾都市 コンスタンツァの旧市街のんびり散歩 (2016年)

首都ブカレストから東に200㎞ほどのところにあるコンスタンツァは、黒海に面したルーマニア最大の港湾都市です。2016年8月から9月にかけて、このコンスタンツァに滞在し、町を歩いてみました。港を中心に栄えたこの町は、人口が30万人を超える都市ですが、街…

【ルーマニア】眺望抜群のロープウェイに乗って行く 黒海のビーチリゾート ママイアで 塩分控えめの海水浴 (2016年)

地図を見るといっけん湖のようにも見える黒海は塩分の濃度が薄く、表層部では通常の海の半分ほどの塩分しかないそうです。そんな黒海沿岸のビーチリゾートのひとつ、ルーマニア東部のママイアに2016年8月から9月にかけて訪れてみると、細長い砂嘴に広がるマ…

【埼玉県】ちびっこ1人で1トンを動かす! 子供が楽しめる体験型プログラムがたくさんの鉄道イベント 西武・電車フェスタ2023 (2023年)

西武鉄道により毎年開催されている「西武・電車フェスタ」は、ふだんは立ち入ることのできない電車の整備工場を会場としたイベントで、申し込みをすれば無料で誰でも参加することができます。子供が楽しめるイベントかどうかわからなかったのですが、2023年6…

【ドイツ】開業は1901年 現役最古の実用モノレール ヴッパータール空中鉄道に乗る(2005年)

一口にモノレールといっても2つの方式があり、軌道にまたがって走る跨座式(こざしき)と、軌道からぶら下がって走る懸垂式(けんすいしき)とに分類されます。2022年現在、日本では9つの事業者がモノレール(スカイレールを含む)を運行していますが、その…

【石川県】<あの頃の鉄道風景> 廃止目前の終着駅 加賀一の宮駅の風景 〔北陸鉄道石川線/2009年部分廃止〕(2009年)

石川県金沢市周辺に路線を持つ北陸鉄道という私鉄があります。かつては国鉄北陸本線の駅から近郊の町や山中温泉、粟津温泉、片山津温泉などの温泉地を結ぶ多くの路線を有していましたが、多くの路線は昭和40年代ごろから順次廃止となり、2022年現在は金沢市…

【長崎県】落ち着ける個室は子連れ家族旅行に最適 おいしい食事に楽しいイベント JR 九州 特急「36ぷらす3」金の路の旅 〔鹿児島本線・長崎本線/博多~長崎〕(2022年)

JR九州には、他の地域とは一味違ったデザインの列車がたくさん走っています。特に「D&S列車(デザイン&ストーリー列車)」と呼ばれる観光用の列車は、魅力的なデザインと、沿線地域に伝わる歴史や伝説などのストーリーを楽しむ、乗ること自体が忘れられな…

【ベトナム】2大都市を結ぶ幹線鉄道は首都の中央駅を出て路地裏へ 独特の風情がたまらないハノイの線路風景 (2012年)

ベトナムの首都ハノイにあるハノイ駅は、ベトナム南部の大都市ホーチミンへ向かう列車や、北に向かった中国国境の町への列車、また、ベトナム北部最大の港湾都市ハイフォンへ向かう列車などが乗り入れるターミナル駅です。2012年にハノイを訪れた際、街をぶ…

【ベトナム】ハノイから30分で行ける陶磁器の里 バッチャン村を歩く (2012年)

ベトナムの首都ハノイの郊外に、陶磁器の産地として知られるバッチャン村という村があります。ここには陶磁器の工場が数多くあるほか、建ち並ぶ店の店先には色も形もさまざまな焼き物がずらりと並び、さながら陶磁器の展示会のよう。2012年、ハノイに滞在し…

【イタリア・スイス】車に乗ったまま列車旅 アルプスを貫く元世界最長鉄道トンネル シンプロントンネルを通って温泉へ (2005年)

イタリアとスイスの国境に連なるアルプス山脈は、その険しさゆえに交通の難所となっていますが、イタリアとスイスを結ぶ鉄道の幹線は、この山々の下を長いトンネルで抜けて行きます。イタリアのミラノとスイスのベルン方面、あるいはローザンヌやジュネーヴ…

【千葉県】カラフルな車両が走るミニ私鉄 かつてはみりん輸送で賑わった流鉄流山線 流山駅の風景(2014年)

JR常磐線各駅停車の馬橋(まばし)から流山までを結ぶ流鉄(りゅうてつ)流山線という路線があります。馬橋から流山まで起終点を含み全6駅、わずか5.7㎞の短い路線を2両編成の電車が行き来するミニ鉄道ですが、1916年(大正5年)開業という100年以上の歴史を…

【埼玉県】西武特急ラビューで行く奥武蔵ハイキング 築約200年の本堂が圧巻の高山不動尊と 展望が素晴らしい関八州見晴台(2022年)

西武鉄道は東京、埼玉の西部に路線を延ばす大手私鉄です。一番のメイン路線である池袋線は池袋を起点に所沢、飯能などを経由し、西武秩父線へとつながって西武秩父までを結んでいます。飯能から先は奥武蔵の山の中を走る区間となり、各駅からさまざまなハイ…

【トリニダード・トバゴ】超高速の羽ばたきが生む音と風 ハチドリの楽園で世界一小さな鳥に癒される(2018年)

【ハチドリはトリニダード・トバゴのひとつの象徴ともいえる存在感の鳥で、国章や紙幣、国営航空会社であるカリビアン航空の機体などにもデザインされています。かわいらしい小さな鳥で、高速で羽をはばたかせ、ホバリングしながら花の蜜を吸う姿は、他の鳥…