そこに線路があるかぎり

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【群馬県】ナイアガラの藤は圧巻の眺め 美しいグラデーションと花の香りが心をいやす 幻想的な藤園を散策(2023年)

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世界遺産富岡製糸場があることでも知られる群馬県富岡市に、ナイアガラの藤と呼ばれる藤の名所があります。100mほどの高低差がある山の斜面約5000m2の敷地一面に広がる大迫力の藤の花の下を歩いていると、頭上に咲き乱れる花からとても良い香りが漂ってきて、目から、鼻から、藤の花を思う存分楽しむことができます。そんなナイアガラの藤をご紹介します。

ナイアガラの藤について

ナイアガラの藤は、富岡市北東部、ゴルフ場がいくつもある丘陵地帯にあります。正式には「くろさわ藤園」さんと言いますが、「ナイアガラ藤園」などとも呼ばれていて、むしろこちらの方が通りはいいようです。
毎年春の花の時期だけの開園となるため、開花状況によって営業期間が変わります。

2023年の営業は、4月24日(月)から5月7日(日)まででした。
(当初は4月29日開園の予定だったものが、開花の早まりにより4月24日開園に変更。花の状況によっては予定より早く営業終了することもあるとのこと)

営業情報は、2024年の情報がまだ出ていないため、下記は2023年の情報です。

営業期間: 2023年4月24日(月)から5月7日(日)
営業時間: 8:30~16:30
入場料金: 500円
駐車場 : 普通車30台

ナイアガラの藤へのアクセス

公共交通機関では少々行きづらく、最寄り駅の上信電鉄上州福島駅から北に約4㎞、歩いて1時間ほどの距離があります。上信電鉄線の吉井駅からコミュニティバスのよしいバスで坂口温泉前へ行き、そこから約2.6㎞、40分ほど歩くという手もあるようですが、コミュニティバスは本数が少なく、平日は1日6本、土曜は4本、日曜は運休となっているので、あまり実用的ではないかもしれません。
春の気持ちの良い景色の中を駅から1時間歩くのも良いとは思いますが、上信電鉄線の上州福島駅、あるいは、吉井、上州富岡などの主要駅からタクシーを利用するか、車で行くのが便利でしょう。

上州福島駅のりば | 上信ハイヤー株式会社 (joshin-hire.co.jp)

ナイアガラの藤を見る

2023年5月はじめ、車でナイアガラの滝を訪れました。
朝10:00すぎに到着すると7-8台の駐車場待ちの車の列ができていましたが、幸い出る車が多く、10分少々で駐車場に入ることができました。
雲が多い天気ですが、山の新緑がきれいです。

駐車場から藤園の方向を見てみると、木々に隠され、ここに藤の花の園があるとはまったくわかりません。

受付で入場料を払い、林の中の道へ。入口にも小屋があり、ここには誰もいませんでしたが、自由に使える杖が置いてありました。杖には、ゴルフクラブのヘッドを取ったものも。

林の中を歩いて行くと…

藤の花が見えてきました。

林を抜けると、満開の藤が広がっていました。藤は頭上から左手の上り斜面に続いており、右側はすぐ途切れていますが、ここには白い藤がありました。

白と紫の競演です。この藤園では、白い藤があるのはここだけのようです。

あたりには藤の花の甘い香りが立ち込めています。

藤の花の下を通って、山の斜面につづく散策路を登って行きましょう。

陽の光が作り出す陰影がまた美しく、みとれてしまう圧巻の藤です。

斜面にあるので、下向きに流れるように咲く藤の花と、斜めの地面が変化のあるおもしろい景観を作っています。

早咲きの木だったのか、すっかり葉をつけた木もありました。新緑と紫のコントラストがまたきれいです。

斜面の通路は狭いので、人が多い時は立ち止まってゆっくり眺めたり写真を撮ったりという事はむずかしいかもしれません。また、土の道なので、歩きやすく、汚れても良い靴を履いて行くことをお勧めします。

散策路は斜面を登りながら続いています。頭上の藤は頭すれすれに、場所によっては頭に触れるほどの位置に咲いているので、間近に藤の花を楽しむことができます。

横から、上から、下から、さまざまな角度で藤を楽しめます。雲の多い天気だったので、太陽が雲に出たり入ったりするたびに光の強さが変わり、それがまた表情豊かな変化のある藤の景観を作ってくれます。

斜面の頂上付近にはベンチがあり、ゆっくり座って藤を楽しむことができます。ただ、順番を待っている人も多いので、ここでゆっくりお弁当を広げて…という感じでゆっくりするのはむずかしいかもしれません。ある程度楽しんだら、次の人のために場所を譲りましょう。

頂上で少し休んだら、登ってきたのとは反対側の通路で下に降りて行きましょう。

登って来た時とはまた違う景観を楽しみながら、ゆっくり山を降りて行きます。

ナイアガラの藤は大変見ごたえがあり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。これほどまでの藤の景観はなかなか見ることはできないでしょう。
春の休日、富岡で幻想的な藤の世界を楽しんでみませんか。

 

2023年5月