そこに線路があるかぎり

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子供の登山デビューにおすすめ 東京湾の眺望、石切場の迫力 フェリーやロープウェイの乗り物も楽しい 鋸山ハイキング  【鋸山/千葉県】(2021年)

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子供と一緒に山登りに行きたいと思っていました。4歳児の登山デビューと考えると、安全に整備されたコースがあり、歩く距離も短く、下山の時間的余裕と体力に不安もあるのでケーブルカーやロープウェイで降りられるほうがベター、でも山登りの達成感や楽しさが感じられるところがいいな、と、目的地選定の条件が沢山出てきてしまいます。候補地としては、王道の高尾山をはじめ、筑波山や大山などが思いつきましたが、せっかく初めての山登りなので、少し特別感のあるところがいいかなと考えて決めたのが千葉県の鋸山です。

!注意! この記事で紹介している鋸山ロープウェイは、2022年1月11日(月)から3月18日(金)まで定期点検のため運休になっていますのでご注意ください。

鋸山ロープウェー (mt-nokogiri.co.jp)

鋸山が子供の登山デビューにおすすめなこれだけの理由

実際に幼児を連れて登ってみると、子供もへばることなく楽しんで登ることができ、鋸山を登山デビュー地に選んでよかった、とつくづく思いました。その理由は、以下のとおりです。

1.整備されたハイキングコースがあり、歩行距離も短い

標高は329m、山としては低いほうで、登山口からロープウェー山上駅までの最短コース距離は約1.85㎞、最短標準タイムが60分とのことなので、幼い子供の足でも余裕を持って歩くことができました。実際は寄り道しながら歩いたので、距離も時間もそれより大幅に多くなっています。

2.ロープウェイで下山することができる

初めての登山で子供がどの程度歩けるかわからないので、下山の時間や体力を心配しなくても良いロープウェイがあるのは安心感がありました。

3.東京湾を一望する爽快な眺望が楽しめる

山登りの大きな楽しみのひとつは眺望。コース途中や山頂からは爽快で雄大東京湾の景色が楽しめ、飽きずの歩くことができました。

4.石の壁や地獄覗きの、迫力ある景色が楽しめる

石切り場跡の石材の切り出しによって生まれたそそり立つ石の壁や、せり出した岩から下を覗く地獄のぞきなど、非日常的で迫力のある景色はインパクトが大きく、また山歩き途中の良いアクセントにもなって、楽しみながら山登りができました。

5.アクセスが良いうえ、いろいろな乗り物が楽しめる

東京から1時間半から2時間程度で登山口まで行くことができ、特急列車、船、ロープウェイと、行き帰りにいろいろな乗り物に乗れることは、子供のワクワク感を高めてくれます。臨時特急を使えば新宿から乗り換えなし、駅や港から登山口まで歩いて10分~20分程度という好アクセスは有難いです。

6.目標、達成感がわかりやすい

海に面してそびえる山で、頂上部がギザギザした独特の山容のため、麓やコース途中からでも「これからあそこまで登るんだね」という目標が見え、また、出発地の港や駅が山頂から見え、帰りの駅のホームからも山が見えるので「あそこから登って来たんだね」「あそこまで歩いて登ったんだね」と、わかりやすく達成感を感じることができ、子供もどこか誇らしげでうれしそうでした。

2021年12月、鋸山に登ったときのことをご紹介します。

京急東京湾フェリーで鋸山を目指す

今回の鋸山行きのルートは、行きはフェリー、帰りは特急列車としました。フェリールートでは列車、バス、フェリーと乗り継ぎがあるので、疲れがたまっているであろう帰路には乗り継ぎの多さが億劫になりそうだったのと、帰りに船に乗っても、今の季節の夕暮れの海は寒く、船旅の楽しさも存分に味わえなそうだったためです。

 

特別料金不要の京急快特久里浜

横浜 9:06 ==> 京急久里浜 9:41   京急本線 快特

 

東京湾フェリーが出ているのは神奈川県横須賀市久里浜港久里浜まではJR横須賀線京急線で行くことができます。東京方面から行く場合、列車本数の多さ、所要時間、運賃とも京急が勝っています。
この日は京急には横浜から乗車しましたが、品川や、京急が乗り入れる都営浅草線方面からも乗車できるので便利です。乗ったのは快特三崎口行き。快特とは快速特急の略で、特急よりもさらに上位の種別の京急の看板列車で、日中はおよそ10分おきに走っていますが、都営浅草線直通列車と、京急線内だけを走る列車が交互に、それぞれ20分おきに設定されていて、そのうち京急線内だけを走る列車(泉岳寺、または品川が始発、終着の列車)には、京急の花形車両、2100形が使われていることが多いです。この車両は1両にドアが片側2つしかなく、2人掛けのクロスシートが並んぶ快適で落ち着いた車内ながら、特別料金は不要、乗車券だけで乗ることができます。

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横浜から京急久里浜までは快特で35分。快適なシートに座っていると、あっと言う間に到着です。

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京急久里浜駅からはバスで久里浜港へ。

京急久里浜駅 9:50 ==> 東京湾フェリー 9:59    京急バス IC運賃 199円  

バスは後ろ乗り前降りです。IC乗車券利用の際は、乗車時にカードリーダーにタッチするのを忘れないようにしましょう。

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バスはフェリーターミナルのビルの目の前に着きます。ターミナルビルで乗船券を買ったら、ターミナルビル2階から長い通路を通って乗船口へ。

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40分の船旅を楽しみ金谷港へ

東京湾フェリー しらはま丸 久里浜港 10:20 ==> 金谷港 11:00

船内の客席はゆったりとしたシートでした。(船内写真は乗船中や下船時に撮影したものも含みます)自由席なので、早めに乗船したほうが好きな席を選べます。

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最前列の、前方の景色が楽しめる席も魅力的でしたが、今回は窓側の4人掛けボックス席に座りました。ここなら小さいテーブルもついています。

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2階の客室後方にはなかなか大きな売店があり、軽食や土産物などを販売していました。おなかがすいていたら、海を見ながら腹ごしらえというのもよさそうです。

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久里浜を出航。

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航跡の先に、小さくなっていく久里浜港

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岩場の灯台の奥に霞む島は、伊豆大島でしょうか。

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デッキに出るとさすがに風は強く寒いですが、あたたかな日差しが気持ちいいです。

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左手に、君津の製鉄所の高炉らしきものが見えました。

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そして横浜ランドマークタワーも。

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デッキから海の景色を楽しんだり、売店で買った横須賀カレーパンを食べたりしていると、前方には目指す鋸山が見えてきました。

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金谷港入港ももう間もなく、というころに、海岸線を走るJR内房線の特急列車の姿が。

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はるかかなたに、富津岬東京湾観音。

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陽光きらめく金谷港に入港。下船口の案内に従って下船します。

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船体にはチーバくんが描かれていました。

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金谷港のターミナルにはたくさんの土産物店が並んでいます。おいしそうなお弁当も売っていましたが、すでにお弁当は横浜で買っていたので、ここでは味噌汁を購入。

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ビルからの出口には登山届ポストと、鋸山の案内図が置いてありました。万一に備え、登山届を出しておきます。

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港からは目の前に鋸山が見えます。

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港から少し歩くと左に折れる道の先に水色の屋根の浜金谷駅が見えました。駅のほうには曲がらず、駅を左にみてそのまま道を直進します。

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道標に従いながら橋を渡り、肉屋さんの先を左に曲がって歩いてゆくと、二又に分かれる道の間に階段があるところに出ました。ここが鋸山の登山口です。

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関東ふれあいの道で鋸山に登る

登山口からの鋸山の登山コースは2つあります。階段を登るのが「関東ふれあいの道」、左に進むのが「車力道(しゃりきみち)」です。車力道は、昔山の上から切り出した石を運ぶのに使われた道だそう。歴史ある車力道にも惹かれますが、今回は眺めの良さそうな関東ふれあいの道から登ることにしました。

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いきなりの階段、しかもそれが結構長いとあって、いっきに足が疲れてきます。

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階段の途中で立ち止まると、木々の間から東京湾が見えました。今日は天気がよく、対岸の三浦半島まできれいに見えます。

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さらに続く階段を登り、やっと階段が終わったと思っても上り坂は変わらずで息もあがりますが、振り返った景色の海は明らかにさっきより下に見えるようになっていて、もうこんなに登ったのか、と嬉しくなります。

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さらに岩が露出した道を登って行きます。子供は冒険心がかきたてられるのか、楽しそうに登っていました。岩に手をつきながら登っていたので、軍手をさせました。

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登山口から20分ほど登ると、観月台というピークに到着。海は先ほどよりさらに下に見えるようになりました。ここがちょうど標高100mです。港からスタートしているので、歩き出したときはほぼ標高0m、つまり100m上ったことになります。

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観月台のあたりは平らになっていて、鋸山を見上げるベンチもありました。お弁当スポットとしてもよさそうですが、まだ登り始めたばかりなので、お弁当はもう少しがまんすることにします。

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観月台からはいったん少し下り、また上りになります。右を見ると、空中を滑るロープウェイが見えました。

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急な坂を上って振り返ると海が見えるので、どれくらいの高さを登ったのか、成果がわかりやすいです。

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急斜面に面したところを進む部分もありますが、しっかりとチェーンが整備されていて安全に歩くことができます。

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登山口から1時間ほど歩いたところで、昔切り出した石を滑り落していたという「樋道」の跡がありました。

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斜面に石が連なっているところが樋道だそうです。ここにはベンチがあったので少々休憩しました。ちょうど時間も12時半、子供も「おなかがすいた」とわめいていますが、このベンチのあるところからは眺望もよくないのでもう少し歩くことにし、少しおやつを食べて出発。

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樋道の少し先で道が分かれます。「地獄のぞき」を経てロープウェイ駅に行きたいので本来は右に進むべきですが、迫力ある石切り場を見たいのでここは左へ。あとでここまで戻ってきて、ロープウェイ方面に進みます。

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大迫力の石の壁と青く輝く東京湾 鋸山らしい景色の中でお弁当タイム

林の木の枝の向こうに、そそりたつ石の壁が見えてきました。

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樋道跡から20分ほどで、石切り場跡に到着。

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迫力の石壁に圧倒されます。

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ここは海側の眺めも良く、眼下には森と高速道路、そして海の展望が。

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横浜も見えます。

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ちょうどベンチがあったので、海を見下ろす絶景を楽しみながら、ここでお弁当を食べることにしました。南からの太陽に照らされて北側に見える海の景色が映えますが、すぐ南側に石壁がそそりたっているため日当たりは悪く、少し肌寒いのが残念です。

お昼ごはんは、来るときの横浜駅売店で買った崎陽軒のお弁当。そして金谷港の売店で買った即席の「あらめ汁」にお湯を注いで、冷えた体を温めます。

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お腹が膨れたところで、あたりを少し散策してみることに。直線で構成される石壁の造形が古代の神殿のようにも見えてきます。

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打ち捨てられた機械が赤く錆び、味のあるオブジェに。

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名所 地獄のぞきの大絶景を目指して

石切り場からは先ほど来た道を分岐まで戻り、分岐からはロープウェイ方面を目指して登って行きます。

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途中、石壁と東京湾が見渡せる絶景ポイントが。ここは「ラピュタの壁」と呼ばれているそうです。

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地獄のぞきを含めた山の上部は「日本寺」というお寺の境内になっていますが、ラピュタの壁の少し先に、そのお寺の入り口がありました。拝観料を支払って中に入ると、石に掘られた巨大な観音様が。

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地獄のぞきへ、さらに登ります。

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石切り場を出て40分ほど、ついに地獄のぞきの絶景ポイントに到着。ライオンの顔のようにも見えるせり出した岩が「地獄のぞき」です。この岩に立って記念写真を撮るのが、鋸山観光の定番となっています。

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が、地獄のぞきの順番待ちの行列が・・・。

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反対側からみた地獄のぞき。岩を回り込むように行列がつづいています。

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大行列の地獄のぞきの少し先にも、せり出した岩の上に立てる場所がありました。こちらはだいぶ空いていたので、地獄のぞき行列には並ばず、こちらに立って見ることにします。ここでもスリルと迫力は充分味わえました。

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盛り上がった岩山も良い展望スポット。

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北側に見える金谷の街並み。中央がJR浜金谷駅、左に海に突き出た堤防があるところが東京湾フェリーの金谷港。

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南側の館山方面の眺め。入り組んだ海岸線が美しいです。

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地獄のぞきの周囲は眺望がとてもよく、いかにも「頂上」的な場所ですが、実は鋸山の山頂はここではなく、さきほどの石切り場をさらに先に進んで登ったところが正式な山頂です。今回は時間がなく山頂には行けませんでしたが、また次の機会に行ってみたいと思います。

ロープウェイで山麓

地獄のぞきから20分ほど歩いてロープウェイの山上駅に到着。ここに来るまでの間に日本寺境内の出口があり、ここはすでにお寺の外です。

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この山上駅からの眺めも非常に良いので、観光の時間がないときはロープウェイで上ってきて、ここで景色を楽しむのもよさそうです。
浜金谷の隣の保田駅のホームに、野焼きの煙にいぶされるように停まる内房線普通列車が見えました。

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ロープウェイ駅に山頂看板がありますが、ここは鋸山の山頂はここではありません。

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ふと見下ろすと、上り特急列車が保田駅を出発したところでした。

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砂浜を見ながら、浜金谷に向かって走る特急列車。

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鋸山の下をトンネルでくぐって、金谷の町に入りました。

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浜金谷駅に停まる特急列車。

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そして新宿を目指し去って行きます。

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上り下りするロープウェイも良く見えます。

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東京湾の向こうに、箱根や丹沢の山並みが見えます。雲が多くなってきたため、夕日も、富士山も見えないのが残念。

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いつまでも眺めていたいいい景色でしたが、帰りの列車の時間もあるので、後ろ髪をひかれながらロープウェイに乗り、麓におりました。

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もこもこした森を見下ろしながら、上りロープウェイとすれ違い。

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山麓駅に到着。

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山麓駅からJR浜金谷駅までは歩いて10分ほどです。道すがら、気配を感じ斜面を見上げると、野生のサルたちが!

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新宿直通の特急「新宿さざなみ」でゆったりと帰宅

浜金谷からは特急新宿さざなみ4号に乗って帰ります。JR内房線の特急さざなみ号は、アクアライン経由のバスに押されて本数がかなり少なくなってしまい、浜金谷から東京方面に直通する列車は、土休日を中心に運転される臨時列車、新宿発着の新宿さざなみ号2往復だけです。

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すっかり薄暗くなった浜金谷駅に停まる普通列車

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鋸山をバックに、館山始発の新宿さざなみ4号が入って来ました。

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内房線は海沿いを走る区間もあり、雲がなければ東京湾に沈む夕日が見えたのでは、と残念です。

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浜金谷から1時間42分で終点の新宿に到着。やはり1日歩いて疲れた体には、直通列車はとても有難いです。

f:id:nikonikotrain:20211205182741j:plain海の眺望と石壁の迫力、変化に富みつつも子供でも無理なく登れる整備されたハイキングコースで山登りの魅力を存分に味わいながら、船とロープウェイ、特急列車と、いろいろな乗り物も楽しめる鋸山ハイキングは、小さい子供でもきっと満足できる、素晴らしい休日になることでしょう。


2021年12月