千葉県佐倉市にある佐倉草ぶえの丘は、ドクターイエローが走るミニ鉄道や、動物とのふれあい、アスレチック、古い民家や地下鉄車両に、季節にはバラの花咲くバラ園など、子供と一緒に休日を過ごすには楽しい場所です。2025年1月の午後、そんな佐倉草ぶえの丘を訪れてみました。
佐倉草ぶえの丘について
佐倉草ぶえの丘は、佐倉市が運営する施設です。
入園料は大人(高校生以上)410円、小中学生100円、未就学児は無料。
発行日から1年間有効の年間パスポートもあり、大人2000円、小中学生500円です。
ログハウスやシェアハウス、研修センターでは宿泊もできます。
営業時間は午前9時から午後5時まで(最終入園は午後4時まで)
休園日は年末年始と、11月1日から3月19日までの月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)です。
アクセスは京成佐倉駅からコミュニティバス内郷ルートで10分~20分程度ですが、本数が少ないので、車の利用が便利でしょう。
園内マップを見ると広大なバラ園が目をひきますが、バラの季節でなくても、子供が遊ぶには充分楽しめます。
入口から入ると正面に研修センターがあります。
その1階部分を抜けると、芝生の広場にベンチとテーブルが。
芝生広場には公園で見かけるような遊具があります。
ふれあい動物園は冬季休業も ヤギのえさやりは可能
芝生広場から右手に進むと動物ふれあいコーナーがありますが、ここは残念ながら2月末まで冬季休業。
ミニ鉄道の線路を渡ります。
ミニ鉄道の線路を渡る部分は、警報機と遮断機がついた立派な踏切になっています。
踏切を渡るとヤギひろば。
にこにこ顔のヤギがおでむかえ。
ヤギの隣にはポニーがいます。えさを売っていて、ヤギとポニーにはえさやりができます。
ポニーの後ろにはミニ鉄道の線路があり、たくさんのお客さんを乗せたドクターイエローが通過していきました。
ヤギとポニーの先には展望コーナーがあり、「ポニョの崖」がみられるようです。「ポニョの崖」とは何のことかと思いましたが、数年前、このあたりの京成線沿いの擁壁に迷い込んだヤギがいたことを思い出しました。そういえば、先ほど見たヤギメンバー紹介の中に「ポニョ」と言う名前のヤギがいましたし、そういうことかと納得です。
展望コーナーには椅子とベンチ。
あいにくのド逆光で肉眼ではほとんど見えませんでしたが、向こうに見える小高い地形の下を京成線が走っていて、そのあたりがポニョの崖なのではないかと思います。
展望コーナーの手前には、遊具とターザンロープがあります。
その先には木でできたアスレチックがいくつか。
ミニ鉄道は1.1㎞の長さ
ぐるっと回ってミニ鉄道の乗り場に来ました。ミニ鉄道乗り場は、研修センター下を抜けた芝生広場にあります。
バラ園に行ってみます。
あいにくいまは枯れた景色ですが、バラの季節にはさぞきれいなことでしょう。
バラ園の隣には古民家が。
なつかしい木造の民家です。
古い都営三田線車両が鎮座
古民家の脇には水遊びができる水路があります。夏は涼しそうですが、冬は寒々しい感じです。そしてその向こうには、何やら鉄道車両が。
入口の園内マップに「地下鉄車両」とあったので、いったいどんな車両がいるのかと思いましたが、都営三田線6000形車両でした。
中間車両が2両、置かれています。
車内に入ることもできます。こどもたちが車内を元気に走り回っています。
三田線の前には冒険のとりでが。
佐倉草ぶえの丘は、ミニ鉄道や動物だけでなく、子供が元気よく体を動かして遊べる、楽しいスポットです。
2025年1月